北斗市に住む知人から「今年の神社の祭りは、大祭で奴行列もでるから写真を撮りに来れば...」と誘われた。青空はまさに秋晴れ...、祭り日和とあって車のハンドルも軽く上磯八幡宮を目指す。神社に到着した時は、行列に参加する人や見物客で境内は賑わいを見せている...。
出発前に稚児行列と“奴行列”に参加する子供たちや氏子の皆さんが記念撮影...。プロのカメラマンの前にしゃしゃり出て一緒にシャッターを押させてもらったが、皆さんいい顔をしていたなあ...。
午前9時、打ち上げ花火がなると天狗のようなお面を付けた猿田彦(サルタヒコ)が先導、後に氏子の皆さん、稚児行列、“奴行列”と続き、鳥居を潜る...。
“奴行列”は、北斗市無形民俗文化財に指定されている「上磯奴」...。大名の参勤交代に起源するといわれており、衣装は、揃いの半纏、手甲、脚絆、腰巾着、化粧前掛けを身につけ、3mを越す長柄のほかに七つ道具を配した行列で、重厚かつ豪華な“奴行列”...。
40名ほどの保存会のメンバーが道折々に奴の所作を「エンヤサーのサ...」のかけ声とともに一糸乱れず練り歩き、その華やかさ、重厚さ、風格などはまさしく神事に相応しい...。そんなこともあってか、この“奴行列”は町内神社の例大祭では神輿の門払いの先駆として欠かせないものになっているそうだ...。上磯八幡宮の例大祭は4年に一度、次回も?いけるかなあ...。
ところで、神輿渡御は...。神社には立派な神輿はがあるが、“奴行列”の後にトラックに乗せられている...。神輿には神様が乗っているといわれているが、揺られない神輿の中では神様は居眠りしていたかも知れない...。
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