“ガラケーからスマホ”にお引っ越し．．．

　年末に札幌の知人から小さな小包が届いた．．．。中身は「iPhone（アイフォン）」で、これまでの携帯電話を新年から法人契約で全員これに統一することにしたとのこと。しかし、即使えるものでなく、「各自が３日間のうちに初期設定をして携帯電話から切り替えれ!!．．．。」との指示．．．。

　そんなことを云われても、初期設定など出来るはずもなく近くの携帯ショップに持ち込みお願いしたが、「初期設定は個人情報にかかわることなので出来ない。」とのつれない返事．．．。「それじゃ、子供やおじいさんがスマホを買ってもやってもらえないの？．．．。」と訪ねると、「当店でお買い上げのものについては、お手伝いさせていただいております。」との返事で、同じ会社の機種なのに不可解な話しだ．．．。

　　
　やむを得ず、書店で「500円でわかるiPhone」という解説本を購入．．．。「ガラケー」ってなんだ？．．．、「スマートフォンとアイフォン」はどう違うの？．．．、「アプリ」ってどこにあるの？．．．などひとつひとつ紐解き、設定を進めていったが「パスワード」を誤って打ち込んでしまった。ところが、パスワードは変更できず間違ったパスワードを忘れられないという不手際も発生．．．。

　それでも、年末年始の休みを解説本と格闘しどうにか電話とメールは使用できるようになった。次は、スケジュールと電話帳連絡先の整理に悪戦苦闘していると、傍から７歳の孫娘が、「スマホのsiri（しり）さんに聞けば教えてくれるのに．．．。」とのアドバイス．．．。なるほど、スマホに向かって質問をすると女性の声で丁寧に答えてくれる．．．。

　スマホも使ってみると、電話やメールは当然だが、インターネットにラジオやマップ、カメラ、ボイスレコーダー．．．、さらにアプリを取得すると様々な情報を得ることが出来る優れもの．．．。報道機関の世論調査では、スマホを使っている人は43％、使っている人を年齢別に見ると20歳代は85％だが、60歳代になるとわずか８％で、こうみるとスマホは若年層が使うものらしい．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今日、所用で函館駅に出掛けたが吹雪で人通りも少ない状況をスマホのカメラで．．．。何とか撮すことも出来た、これからはカメラを忘れてもスマホという強い味方が助けてくれそうだ．．．。まあ、春までにはスマホにある機能を活用していろんな情報を手にして．．．、無理だろうなあ．．．。


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