“オオハクチョウ”優雅な姿で．．．大沼公園「白鳥台セバット」

　冬期間シベリアから越冬のために大沼の飛来する“オオハクチョウ”．．．。年末に訪れたときはまだ姿を見せていなかったが、もうそろそろきているだろうと大沼公園月見橋付近の「白鳥台セバット」を訪ねてみた．．．。

　
　ちょうど雪雲も切れて陽射しが差し込む中、セバットには50羽ほどの“オオハクチョウ”が優雅な姿を見せている．．．。大沼国際交流プラザでの話では、「今季は飛来が遅かったが、昨日は70羽ほど来ていたのでもう少し増えるのかも．．．。」とのこと。

　　　　　　　　　　
　長旅の疲れか“オオハクチョウ”の動きは鈍く、ゆったりと泳ぎながら餌をついばんだり、毛繕いをしたりして羽を休めている。中には毛が灰色の幼鳥の姿もあって、親に寄り添い水に顔を突っ込み餌を探す仕草が愛らしい．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　茨城県から「函館観光４日間のパック旅行」でこられた方は、「一人旅でのんびり大沼を訪れたが、だんご屋さんでオオハクチョウを勧められて．．．。本当は、この電車で函館に戻るはずだったんだけど．．．。」と云いながらも、自分が乗るはずの電車をバックに“オオハクチョウ”の姿をカメラに収め満足そう．．．。

　　　　
　ところで、“オオハクチョウ”の話を聞きに大沼国際交流プラザのドアを開けると、甘いリンゴの香りが漂っている．．．。その香りに誘われてリンゴ１袋を持って「リングの香りに負けちゃって．．．。」と案内カウンターに差し出していた．．．。係の方も「いい香りでしょう．．．。七飯のリンゴは美味しいんですよ．．．。」と自信たっぷり．．．。



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