大森浜・啄木小公園から“初日の出？”．．．

　今日５日は「小寒」．．．。今日から節分（２月３日）までを「寒（かん）」といい、冬の寒さの一番厳しい時期で、小寒は「寒の入り」で厳しい寒さが始まる日という意味だという．．．。それに合わせるかのように、今朝の函館は最低気温が-10.4℃とこの冬初めて-10℃を下回り「寒の入り」に相応しい寒さ．．．。

　　　　　
　今年はまだ日の出を見ていない．．．。というより雪や曇りの日が続き、朝日が顔を出してくれない。昨夜のテレビでの天気予報でも朝日は望めそうもなかったが、今朝東の空を眺めると黒い雲がだんだんと切れて、ちょっとして朝日が見られるかも知れない．．．、慌てて車を大森浜の「啄木小公園」に向けた。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今日の函館の日の出は午前７時４分．．．、遅れること10分余りで待望の朝日が雲の切れ間から覗きだし、東の空を赤く染める．．．。どうにか今年の「初日の出？」をとらえることが出来た。海岸でも若い女性が朝日に向かって何度もシャッターを押しているようだ。やはりこの瞬間を待っていたのかも知れない．．．。

　　　　
　公園の駐車場に車を止めていた方も、日の出と共に車から出て「やっと日の出が見られたね．．．。」といいながら手を合わせていた。確かに、この日の出を見るとそんな気持ちも理解できそうだ。

　　　　　　　　　　　　　
　陽が高くなるにつれて青空が広がり、大森浜の前の津軽海峡には湯気のように「けあらし」がもうもうと立ち上がる．．．。この時車の車外温度計は－９℃．．．、そんな寒さも忘れてこの素晴らしい光景に見とれていた。日の出は当分お預けと決め込んでいただけに、今日は慌てて来た甲斐があったかも知れない．．．。


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