山登りの先輩に案内されての近所の山巡り...。6月、庄司山(570m)に登った際に、「次の山登りは涼しくなるまでお預け。」といわれていたが、その涼しくなってもお互い日程がかみ合わなかったり、天候に恵まれなかったりで登る機会を逸していた...。先日、先輩から「早く登らないと雪が降るぞ!!...。」と促され、ドッコイショと重い腰を上げる...。
今回目指すは横津連峰に聳える烏帽子岳(1078m)...。よく登る横津岳(1176m)山頂の手前にある分岐を右に折れ稜線を東に向かって3kmほど進んだところが山頂、そこから切り込んだ谷を挟んで聳えるのが函館市の最高峰である袴腰岳(1108m)である。ここを縦走するのが通例だというだが「体力を考えて、今回は烏帽子岳まで...。」との配慮のようだ。
横津岳登山道の8合目近くにある駐車場に車を止め、登山を開始...。青空は広がっているが、通過した台風22号の影響なのだろうか風がやけに強く、紅葉し始めた木々を大きく揺らしている。ゲートを越えて間もなく、紅葉が出迎えてくれる...。カエデやダケカンバなどの木々の葉が色づきは秋の深まりが感じられるが、どうしたことか枯れ葉が多く見ごろは過ぎたのかな?...。それにしてはまだ10月初旬、これからが本番だと思っていたのに...。
ゆっくりと歩を進め、烏帽子岳への分岐で一休みの予定だったが、風が強く休むどころではない...。紅葉の写真を撮って袴腰岳からの帰りという方も肩を萎めながら「寒いわあ!!...。」といいながら足早に去っていく。確かに汗対策を万全にしてきたが、汗をかくどころかカイロを手にしたくなるほど...。
分岐からの山道は、先輩が7月の登山の時は笹藪の中を熊の恐怖とぬかるみに気を遣いながら歩いたといい、笹に覆われ歩きづらいだろうと覚悟をしてきたが、なんと登山道はきれいに刈り取られ歩き易いの何のって...。
夏、ワタスゲやエゾカンゾウの花が咲く湿原を越え、烏帽子岳山頂に...。山名板をバックに登頂記念にとカメラに収まりながら、絶景を堪能...。若干靄っているが山頂直下切れ込んだ谷の遠くに津軽海峡を背に函館山と市街地が浮かび、その手前にお握りのような庄司山が蹲っている...。
左手には深く落ち込んだU字状の谷の対面に袴腰岳、後ろには横津岳や駒ヶ岳一望できる...。惜しむらくは強い風...、ここで持参のお握りを食べながら絶景を楽しむはずだったが、そのお握りさえ飛ばされそうとあって15分ほどで退散...。
帰り道、14,5人の女性を中心としたパーティと遭遇...。色鮮やかなヤッケを身にまとい颯爽と歩く姿はまさに「山ガール」...、「もうお帰りですか?」と声を掛けられたが、彼女たちは烏帽子岳から袴腰岳を縦走するとのこと。それにしても元気だ...。
横津岳との分岐まで戻り、折角だからと雲井の沼に立ち寄りながら横津岳山頂へと歩を進める...。風は一向に止まず恐らく風速15mを超えているかも知れない。山頂では風と闘いながら頂上の北側斜面に広がる紅葉を撮影...、ここはこれからかも知れない。
強い風に悩まされながらも初登頂の“烏帽子岳”からの絶景を堪能できた。山頂でお握りを頬張りながらゆっくり時間をかけて絶景を眺め、横津岳の見ごろの紅葉も合わせて...、と期待しての登山だったが、まあ、すべてが上手くということはあり得ないことと観念し、期待は来年に持ち越すことにした。それにしても、帰りの車の中で先輩に「次の山登りは何時?、どこ山?...」と声を掛けてしまった...。ちなみに、今回の登山は横津岳8合目の登山口から往復約4時間、持参の万歩計で16,069歩、約11kmの歩行...。
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今回目指すは横津連峰に聳える烏帽子岳(1078m)...。よく登る横津岳(1176m)山頂の手前にある分岐を右に折れ稜線を東に向かって3kmほど進んだところが山頂、そこから切り込んだ谷を挟んで聳えるのが函館市の最高峰である袴腰岳(1108m)である。ここを縦走するのが通例だというだが「体力を考えて、今回は烏帽子岳まで...。」との配慮のようだ。
横津岳登山道の8合目近くにある駐車場に車を止め、登山を開始...。青空は広がっているが、通過した台風22号の影響なのだろうか風がやけに強く、紅葉し始めた木々を大きく揺らしている。ゲートを越えて間もなく、紅葉が出迎えてくれる...。カエデやダケカンバなどの木々の葉が色づきは秋の深まりが感じられるが、どうしたことか枯れ葉が多く見ごろは過ぎたのかな?...。それにしてはまだ10月初旬、これからが本番だと思っていたのに...。
ゆっくりと歩を進め、烏帽子岳への分岐で一休みの予定だったが、風が強く休むどころではない...。紅葉の写真を撮って袴腰岳からの帰りという方も肩を萎めながら「寒いわあ!!...。」といいながら足早に去っていく。確かに汗対策を万全にしてきたが、汗をかくどころかカイロを手にしたくなるほど...。
分岐からの山道は、先輩が7月の登山の時は笹藪の中を熊の恐怖とぬかるみに気を遣いながら歩いたといい、笹に覆われ歩きづらいだろうと覚悟をしてきたが、なんと登山道はきれいに刈り取られ歩き易いの何のって...。
夏、ワタスゲやエゾカンゾウの花が咲く湿原を越え、烏帽子岳山頂に...。山名板をバックに登頂記念にとカメラに収まりながら、絶景を堪能...。若干靄っているが山頂直下切れ込んだ谷の遠くに津軽海峡を背に函館山と市街地が浮かび、その手前にお握りのような庄司山が蹲っている...。
左手には深く落ち込んだU字状の谷の対面に袴腰岳、後ろには横津岳や駒ヶ岳一望できる...。惜しむらくは強い風...、ここで持参のお握りを食べながら絶景を楽しむはずだったが、そのお握りさえ飛ばされそうとあって15分ほどで退散...。
帰り道、14,5人の女性を中心としたパーティと遭遇...。色鮮やかなヤッケを身にまとい颯爽と歩く姿はまさに「山ガール」...、「もうお帰りですか?」と声を掛けられたが、彼女たちは烏帽子岳から袴腰岳を縦走するとのこと。それにしても元気だ...。
横津岳との分岐まで戻り、折角だからと雲井の沼に立ち寄りながら横津岳山頂へと歩を進める...。風は一向に止まず恐らく風速15mを超えているかも知れない。山頂では風と闘いながら頂上の北側斜面に広がる紅葉を撮影...、ここはこれからかも知れない。
強い風に悩まされながらも初登頂の“烏帽子岳”からの絶景を堪能できた。山頂でお握りを頬張りながらゆっくり時間をかけて絶景を眺め、横津岳の見ごろの紅葉も合わせて...、と期待しての登山だったが、まあ、すべてが上手くということはあり得ないことと観念し、期待は来年に持ち越すことにした。それにしても、帰りの車の中で先輩に「次の山登りは何時?、どこ山?...」と声を掛けてしまった...。ちなみに、今回の登山は横津岳8合目の登山口から往復約4時間、持参の万歩計で16,069歩、約11kmの歩行...。
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