道南の米どころ大野平野は、駒ヶ岳をバックに鮮やかな黄金色に染まっている...。爽やかな青空の下、稲刈りがピークを迎え田んぼの中をエンジン音を響かせながらコンバインが走り回っている...。
農道近くで作業しているところにお邪魔をして、コンバインの走りを見学...。コンバインは“黄金の稲穂”を次々と取込、中で籾と籾殻を選別し、籾が一定程度溜まると待機しているトラックに積み込まれる...。
「あれ!!...、籾殻は...」と農家の方に訪ねると、「籾殻は破砕されて、粉々になって出てくるんだ...。」とのこと。刈り取った後を見ると、確かに細かな屑となって出ている。これは土壌にすき込むそうだ...、さすがにコンバインは優れもの...。
ところで、「今年の作柄はいかがです?...」と尋ねると、「春先低温で心配したが、夏場天気も回復してくれてまずまずだ...。明日から雨だというから、今日少し頑張るべ...。」と笑顔を見せながら話してくれた。
春先から半年かけての農作業...、恐らくこれまで気の休まることがなかったことだと思う。美味しい米を作ってくれる農家の皆さんに感謝しながら食べないと...。収穫作業は大野平野のほぼ半分程度が終わったように見えるが、残りも10月上旬までには完了する...。
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