“秋祭り”．．．

　暦は９月．．．、過ぎ去った今年の８月は新聞のトップ記事に連日のように猛暑と局地的豪雨の記事が並んでいた。なかでも「これまでに経験したことがない．．．」という表現での豪雨や暑さをへの警戒を呼びかけていたが、ちょっとすると今年の流行語大賞にノミネートされるかも知れない．．．。

　雨も暑さもそろそろ終わりかと思えば、今度は埼玉県で竜巻が発生し甚大な被害が出ているようだ。これから台風シーズンを迎え、まだまだ気象情報には目が離せない．．．。

　
　夕方、ホームセンターに買い物に出掛けたが、既に店終い．．．。その帰る途中で、神社の祭りの幟と民家の軒先に祭り提灯が目に付き誘われるままに神社に向かう．．．。赤川町にある「三島神社」の例祭とのことで境内には数軒の露店が並び子供たちで賑わっていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ちょうど特設舞台の上で「津軽三味線と民謡ショー」が始まったところで、舞台の前にはビールやお酒を片手に氏子の皆さんや地域の方々が聞き入っている。後ろに立って聞いていると氏子の方が１升瓶を持ち「御神酒だ!!、やらねがあ．．．。」と勧めてくれたが如何せん車なもんで、丁重にお断りわりを．．．。

　
　もう半世紀以上も前の話だが、田舎暮らしだった頃にはこの秋祭りが待ち遠しかったものだ．．．。祭りには普段見られないようなご馳走が並べられ、小遣いを手に露店でくじ引きに神社に走った記憶が蘇る。今の子供も同じなんだろうか．．．。

　ホームセンターの早々の店終いに「折角来たのに．．．。」との思いだったが、祭りの幟と提灯のお陰で田舎での“秋祭り”を思い出させてもらった．．．。


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