JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“巨大たいまつと花火”の競演...上ノ国町・エゾ地の火まつり

2013-08-14 23:48:28 | 江差町・上ノ国町
 道南各地ではお盆に合わせて、「夏祭り」が開催されている...。昨年は、知内町の「サマーカーニバルin知内」を見物し楽しませてもらったが、さて今年は...、とイベント情報と睨めっこ....。選んだ祭りは、上ノ国町で行われる「エゾ地の火まつり」...、この祭りは巨大たいまつによる送り火と花火の競演が見所...。
                           
 天気予報では檜山地方には雷注意報が発令、雨の心配もあるという...。しかし、気持ちは上ノ国町にあり止めるわけにもいかず、雨具持参で夜の部に合わせ車を走らせる。途中、中山峠を下りると一時雨がぱらついたが、会場付近は青空も覘いて雨の心配はなさそう...。

      
 この祭りは、上ノ国町に古くから伝わる1年に一度海にいる龍が、山にいる女神に会いに行くという「龍燈伝説」をモチーフにした神秘的な祭りで、祭りは午後から豪華景品の当たるクイズやゲームなど親子で楽しめるイベントが盛り沢山...、会場には多くの屋台や縁日も並ぶ...。

 

                              
 会場に到着したときは、既に夜の部の歌謡ショーやバンド演奏も終わって、踊り櫓を囲み「上ノ国音頭」の輪が出来ている...。浴衣姿のおばさんたちが踊り始めると、車座になってご馳走を食べていた町民の方々も輪に入り、いつの間に二重の大きな輪が出来あがる...。輪の中に上ノ国町長も...。

      
 輪の中にいる上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」...。ゆるキャラのいわれを町の方に聞くと、頭と尻尾に町の花エゾヤマツツジをあしらった「龍燈伝説」の赤い龍で意外に人気があるそうだ。今日も、子供たちに抱きつかれて「カミゴン」タジタジ...。

 いよいよ舞台に太鼓が並べられ「龍燈伝説」をイメージした「巨大たいまつ明かし」と「龍焔(りゅうえん)太鼓」、さらに花火「ドラゴンファンタジー」の始まり、はじまり~...。
 

                               
 ワラで作られた高さ5m、直径2mの巨大たいまつ8本に火が灯され、その炎をバックに5人の男たちが勇壮に太鼓を打ち鳴らす...。赤々と燃え上がるたいまつに負けじまいと打ち鳴らされる太鼓の響きは迫力満点...、シャッターを押す手を止めて拍手を送る...。

               
 クライマックスは、後ろを流れる天の川河川敷から花火が次々と打ち上げられ、その度に観客席から拍手と歓声が上がり会場は大盛り上がり...。燃えさかる巨大たいまつの炎と夜空を彩る花火の競演...、その幻想的なコントラストに圧倒される...。

 それにしても賑やかで楽しい祭りだった...。今日の人出は?...、隣にいたマスコミの方に訪ねると、主催者発表で5,000人だという。確かにそんな賑わいだったが、上ノ国町の人口は5,700人...。ということは、殆どの町民がこの祭りに参加したことになる...。

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コメント (2)
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