JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

函館どつくで新造船“進水式”...

2013-08-06 23:22:34 | 函館港
 今朝の新聞で進水式が行われるとの報道を目にした。しかも、進水式は午後3時...、余裕の時間帯だ。これまで何回か見学させてもらい、その都度進水式はもういいかな...、と思っているのだが、あの巨大な船体がスルスルと海上に滑り落ちていくのを想像すると不思議なもので「もう一度...」という気持ちになり、時間にあわせ車を走らせる...。

 今回は子供たちの夏休み期間だから見学者は多いかも...、と少し早めに出たのだが電車で来られた市民は入口に並んで待機...、駐車場には次から次と車が入り込み暑い中を汗だくになって社員の方が誘導してくれている。

 

                                                                    
 進水式の行われる船台には赤く塗装された巨大な船体が紅白の幕に包まれて横たわり、見学に来た保育園児も笑顔で先生のカメラで記念撮影...。ちゃっかりと「一緒に撮らせて~」とシャッターを押させてもらう...。

 
 進水式は、船主のデンマーク国旗と日本国旗の掲揚から始まり、船主から新造船に“HOKKAIDO BULKER(ホッカイドウ・バルカー)”と命名、直ちに進水に当たっての事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首のシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉から色とりどりの紙テープが飛び出し、船体は勢いよく海に滑り出すと見学者からは大きな歓声があがる...。

                             
 式が始まるまでの間、函館どつくで働いている従業員の方と話が出来た。その方の話によると「進水式では、最初は舳先(へさき=船首)のくす玉の割れる華やかさを見て、2回目は艫(とも=船尾)で海に落ちる迫力を楽しんだら...。」と教えてくれた。次回は、教えに従って艫で見学しようかな...。

 
                             
                                 (進水式を終えた「新造船」は函館港に浮かぶ...)
 ところで、新造船に“HOKKAIDO BULKER”(19,850㌧)は函館どつくが開発した船倉ボックス型、幅広、浅喫水を特徴とする32,000載貨重量トン型バラ積み貨物船、通称「スーパーハンデイ32」の59隻目で、全長175m、幅29m、深さ14m」、このあと、内装工事などが行われ、10月上旬には船主に引き渡されるとのこと。



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コメント (2)
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