JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

春の光を浴びて“函館山登山”...

2013-03-05 23:50:21 | 山登り
 昨年から山登りの先輩の案内で始めた「近所の山」登山...。と、いっても去年は5つだけ...、気持ちは毎月1つで8つぐらいはと思って始めたのだが、日程調整と天気に恵まれなかった。そんなこともあってか、先輩から「今年は毎月1つ行くぞ!!..手始めに来週は函館山だ!!...。」と声がかかった。

 
 函館山とはいえまだ雪深いはず、冬山登山の装備もなく「この雪の中を...。」と躊躇するも、「なんもみんな歩いているから長靴でも大丈夫!!...。」とのアドバイス...。天気予報では晴れのはずだったが、今朝、窓を開けると雪...、先輩からの電話は「晴れるはずだけど...、心配なら2時間遅らそう...。」と午前9時半旧山道の登山口から登ることにした。

                          
 予想通り雪は上がり青空が大きく広がり始める中を出発...。ところが、こちらも予想通りまだまだ雪深い...、それでも登山道は踏み固められ結構歩きやすく、登山道入り口の急な坂道には滑り止めの砂も撒かれている。

 

                              
 今回は、旧山道をノンビリと...、と思っていたらいきなり急勾配の続く汐見山(206m)を目指すという...。防寒対策バッチリで来たこともあり、最初から汗だく...。途中でアノラックを脱ぎ、一息入れて見上げると山頂の展望台が青空に映えるのが目に入り、疲れが吹っ飛ぶ...。

 

                               
 野鳥観察小屋の上を通り八幡山(295m)を目指す...。今回の登山は、秋に函館山を構成する13の山々のうち冬でなければ登れない山を征服するのが目的だったのだが、残念ながらまだ雪が柔らかくカンジキでも厳しく、もう少し固雪にならないと難しいようだ。そんなことから、春の光を浴びて輝く市街地や鏡のような津軽海峡を眺めながら歩く...。

 
 御殿山を大きく回って薬師山に下り休憩...。薬師山の砲台跡はさすがに雪に隠れていたが、その雪の上に大の字になって空を見上げると爽快...、時折存在感を示そうとするのか小鳥が鳴き声を囃し立てながら飛び回るり、この世とは思えない気分にさせてくれる...。

                              
 薬師山からの下山途中に眺められる市街地...。眼下に教会群や寺院が並び函館らしさを味わえるところで気に入ったところで、ファインダーを覗き込みとつい時間を忘れてしまいそう...。と、市街地にハラハラと雪が舞い始め、それがまた幻想的な光景を見せてくれる...。

 今年最初の山登り...。未登頂の山々を征服するという目的は果たせなかったが、春の光を存分に浴びての冬山登山に大満足...。それにしても登山者の多いのには驚かされる。平時にも拘わらず駐車場には10台以上の車が並び、登山途中でも4~5人のグループから、ご夫婦やご婦人の一人登山など多くの方とお会いし、しかも皆さん元気よく声を掛けてくれる...。函館山は市民に愛されている山なんだと改めて実感出来た...。ちなみに、今日の登山は約2時間30分で歩行距離はおよそ8km...。


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