JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“愛”をありがとう...故フイリッポ・グロード神父偲ぶ会

2013-02-05 22:51:04 | Weblog
 高齢者福祉施設を運営する「函館カリタスの園」理事長 フイリッポ・グロード神父は去る12月25日ご逝去された...。今日午後、グロード神父を偲ぶ会が函館市内のレストランで行われ、以前からグロード神父に親交いただいた経緯もあり参列させてもらった。

  
 偲ぶ会には約500人を超える市民が参列し、親交の深い方々から想い出を語っていただきグロード神父を偲んだ...。グロード神父は、元々はフランスからカトリックの宣教者として来日し、昭和37年(1962)函館元町カトリック教会主任司祭に就任されたのが函館との結びつき。老人福祉は専門外だが、函館市からの要請を受け老人ホームの建設に携わり、その後抜けられず半世紀を函館で過ごした。

 また、グロード神父の故郷の古城で行われていた野外劇を、国の特別史跡・五稜郭で行うことを思いついたが、文化庁は認めようとはぜず、文化庁長官に直接あって使用許可を得たという。その野外劇も今年は26年目を迎えるが、今年は「グロード神父追悼公演」として開催される...。

                               
 グロード神父は、パイプを片手にもの穏やかな口調で、語り始めるとユーモアを交えながらも止まることを知らない。しかし、話の中には函館を愛し、函館市民を愛していることを節々に感じ取ることが出来た。偲ぶ会で隣席だったお医者さんから「神父は、最初に日本に来た時横浜で食べた蕎麦が気に入って“日本の生活は長くなるなあ~...”と思ったそうだ。また、亡くなる前には“フランス語で思いを語りかった...”と話していた。」と教えてくれた。最後に参列者全員で献花を行い最後の別れを惜しんだ...。

 函館に、函館市民に多くの愛情を注がれたグロード神父。これからも天国から函館を見守って欲しい...。グロード神父のご冥福を心から祈りたい...。

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コメント
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