JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

“大沼公園”へ、春を探しに...

2012-04-08 23:00:40 | 七飯町・大沼公園
 東京は桜が満開で花見客でにぎわっているそうだが、今日の函館はうっすらと雪化粧の朝を迎え、本格的な春の訪れの話はなかなか聞こえてこない...。「来ない春を待っても仕方がない。」と少し早起きをして大沼公園に春を探しに車を走らせた...。

 

                            
 生憎の曇り空ながら駒ヶ岳は顔を見せている。しかし、大沼はまだ一面氷りに埋もれ解けそうもない状態で、ここは春を忘れているかのようだ。一方、小沼は?白鳥台セバット付近を中心に氷は解け水面をみせているが、全面解氷まではまだ少し時間がかかりそう...。
                   
 白鳥台セバット脇の立木に黒いぼんぼりでも釣り下げたように「鵜(う)」が集団で枝に留まっている。数にして100羽を超える数と思われるが少し不気味な感じがしないでもない。「鵜」は川鵜で小魚を餌にしており、あるもの全てを食い尽くすほど狩が上手、また、糞で河川や沼を汚すといわれあまり歓迎されていないようだ。

   

                            
 隣の木には「アオサギ」が30~40羽ほど枝に留まっている。「アオサギ」は「鵜」と違って少し華やかさはあるのだが、警戒心が強くなかなか近づくことが出来ない。しかし、首を縮めた独特の姿から、一瞬首を伸ばし小魚を捕まえる仕草は、感動もの...。

 

                           
 その後、大沼周遊道路を一回り...。宿野辺川河口付近で「グワッ、グワッ...」とオオハクチョウの鳴き声...。「まだ帰っていないだぁ...」、と湖畔に降りてみると親子だろうか4羽のオオハクチョウが羽を休めている。北帰行の途中に立ち寄ったらしく、暫くして北に向かい飛び立っていく...。

 

                            
 駒ヶ岳神社...。あれほど積み重ねられていた雪はほとんど消え、傍に清流が気持ちよさそうに流れている。と、足元近くに「エゾリス」が...。ところが食事中とあってか、クルミを抱え逃げようともせず黙々と口へ運ぶ...。その動きに「エゾリス」も春の暖かさを感じているようだ。リスの愛らしさに一瞬シャッターを押し忘れそう...。

 

                            
 東大沼にある「ミズバショウ」の群生地...。湿地帯はまだ雪の中...、それでも一部顔を出しているところに明日にでも開きそうな「ミズバショウ」を見つける...。水面は薄い氷が張っているが、その中でも春を感じているんだろうなあ...。普段は踏み入れることの出来ない湿地帯にも固雪のお陰であちこち探検出来た。これも感動...。

 
 ところで、東大沼キャンプ場に3張りのテントでキャンプ中?...、近寄って話を聞きたかったのだが、どうも就寝中で邪魔は出来ないとシャッターだけ押させてもらった。遠くから来たんだろうなあと、駐車場に止まっている車のナンバーを見ると全て「函館ナンバー」...。

 短い時間だったが“大沼公園”の春探し...。「アオサギ」や「リス」の動きに春を感じられるし、「ミズバショウ」も明日には花が咲き出しそう...。観光客も動きだし“大沼公園”に本格的な春まであと少し...。


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コメント (2)
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