JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

今日も“ウニ採り”は休漁、お土産に“ゴッコ”を...

2012-01-29 22:02:57 | 銭亀沢・戸井・恵山
 何とか戸井海岸で水平線から昇る朝日と“ウニ採り”をカメラに収めたい...、そんな思いで今日も早起きをして戸井に車を走らせた...。しかし、毎度のことなから太陽の昇る海の上には黒い雲が邪魔をしている。

 
 今日も日の出予定時刻から遅れること15分余りで雲の上から顔を現す...。こんなんでないんだけどなあ...とファインダーを覘いていると防災無線から「今日のウニ採りは中止です...。」と流れてくる。船揚場で漁の帰りを待つお母さんから「昨日は天気が良く“ウニ採り”が出来たけど、この波じゃ今日は出来ない...。昨日来れば良かったのに...。」と慰められる。
                             
 「ところで沖での漁は?」と訪ねると、「ゴッコ漁だあ...、ゴッコって知ってるかあ、栄養たっぷりで旨いんだでえ...。見ていけばいいんだあ...。」と親切に戻ってきた船に案内して貰う...。“ゴッコ”はホテイウオ(布袋魚)のことで、北海道や東北では“ゴッコ”と呼ぶ。名前の由来は、七福神の布袋様に姿形が似ていることから付けられたそうだが、ぶよぶよと丸く、ぬめりがあってとらえどころがなく、どこかグロテスク...。

 

                              
 普段は深いところにいるが、産卵期は12月からで浅瀬にきて産卵するこの時期が漁期で旬...。漁法は刺し網で獲るのだが、網から外すのがまた大変...、網から外したゴッコを泳がせ「ほら、写真にとっていけえ...。」、さらに「食べ方教えるから、持って行けや...。」と差し出されたが、貴重なものをと遠慮したものの実は料理の仕方も食べ方も判らない...。

 
 すると「熱湯の中に入れると薄皮が取れるから...、後は内臓を取って皮も骨も一口大に切って醤油でもみそでも味付けして野菜を入れれば“ゴッコ汁”の完成だ、旨いんだぞう...。」と教えられたが、作れる自信もなく何度も固持したのだが結局は雄と雌の2匹をお土産にいただいてしまった...。

                               
 それからが大変...。家内は見たことはあるが、グロテスクな姿に手を出したことなく、もちろん捌くのも初めてで、ネットで戸井漁協の「ゴッコ汁のレシピ」を見ながら、「どうせ作るなら大事に...。」とゴッコに向き合っていた...。出来た上がったゴッコ汁...、皮は野菜との絡みがよく、また身に付いた骨は柔らかく、卵もプチプチ感があって初めてにしては上出来...、漁師さんのおっしゃるとおり旨かった...。


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