JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

東北新幹線全線開業記念特別局“8J71φA”...

2010-11-20 23:46:43 | アマチュア無線
 「新幹線の試乗会に来てるんだって、八甲田丸の特別局に顔を出して...。」と青森市内のアマチュア局から携帯へ電話が入った。新幹線試乗会の後は青森市内の紅葉スポットを探して...、と計画していたが残念ながら青森も既に木の葉は落ち紅葉は終わっていたこともあり、青森港に係留されている青函連絡船メモリアルシップ“八甲田丸”に立ち寄ることにした...。

 
 八甲田丸の無線室では、10月20日から東北新幹線全線開業を記念して、JARL青森県支部が特別局“8J71φA”を開設、12月4日の開業をアマチュア無線で全国にアピールしている。今日はJARL青森クラブのメンバーが運用していたが7Mhzでパイルを受け汗だくになりながらも手際よく捌きサービスに余念がない...。
                              
 特別局のコールサイン“8J71φA”のサフィックス“1φA”は2010年青森開業に因み、また、開業キャッチコピー「一路青森」をもじってとのことだが、素晴らしいコールサインだ...。12月5日までの運用期間中5,000局を目標にしているそうだが、既に3,000局を超え目標は達成い間違いない...。「函館からも多くのアマチュア局に声を掛けて欲しい...。」と北にアンテナを向けている...。

 青森のアマチュア局とは久し振りのアイボール...、特別局の運用中とあってゆっくりと話は出来なかったが、空ばかりでなく青函訪問し合い交流を続けることを約束し別れた。アマチュア無線の交信が縁で何度か会った程度だか気心知れた友人である、これからも大切にしないと...。

 

                           
 ところで、青森市内は新幹線全線開業に向けて駅周辺の整備が進んでいる。駅前のロータリーも以前とすっかり変わった、駅の側には青森県産リンゴを加工する「工房」に購入飲食の出来る「市場」を併設した“A-FACTOPY”が新幹線開業にあわせ12月4日に、また、ねぶた祭りの歴史や魅力を紹介し体感できる“ねぶたの家ワ・ラッセ”は来年1月5日にオープン...。また、行かなくちっやあ...。

  
 今日の青森は天気の変化が早い...。朝の曇り空も昼には一面の青空、しかし夕方には厚い雲に覆われ雨が降り出す始末...。その雨が上がった後、青森港をバックに大きな虹が架かった。カメラに入りきらなかったが、隣で携帯のカメラを向けていた方は「なんかいいことあんだべがあ...。」といいながらシャッターを押していた...。きっと良いことあると思う...、と信じたい...。
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東北新幹線・新青森-八戸間試乗会...

2010-11-20 22:24:43 | 旅行
 12月4日の東北新幹線全線開業に先駆け、JR東日本は新たに開通する新青森-八戸間(81.8km)で試乗会が行われ参加することができた。朝、函館から特急“S白鳥”で青森駅に...。

 
 青森駅から新青森駅には電車で5分というが接続が悪くタクシーでの移動...。タクシーでの運転手さんとの会話では「新幹線が来て青森がどう変わるか、来てみないと分からない。期待はしているけど...。」と素っ気ない。10分ほど走って真新しい“新青森駅”に...。“新青森駅”のデザインのコンセプトは「縄文から未来へ」。左右の外壁は、縄文時代の集落の佇まいを、中央部は青森の明るい未来を象徴する「縄文」と「未来」の融合を表現している。(JR東日本のパンフレットから)

                            
 新駅構内も開業に向けて急ピッチで作業が行われており、駅の中でも売店や食堂で陳列棚や厨房の備品などの搬入も行われていたが、案内板などは既に設置され一番電車を待っているようだ...。

 
 新青森駅では八戸行き午前11時18分の始発の受付が既に始まっており、多くの方がホームに向かっている。JR方の話では、この試乗会は一般公募で当選した5,000人を対象に20日、21日の2日間行われるが、応募は3万8千人ほどあったとのこと。函館から来たことを話すと「フェリーで来たんじゃないでしょうね...。」と訪ねられ「当然、海峡線ですよ。」と答えると「ありがとうございます。」...。

                            
 いよいよ出発...。現行車両のE2系「はやて」はゆっくりとホームを離れ、青森の町並みを眺めて間もなく陸上の複線トンネルでは世界一といわれる八甲田トンネル(26.4km)に入る。この時の時速は260kmでトンネルを約6分ほどで通過...。途中、七戸十和田駅に一時停車して八戸駅には11時48分に到着...。

 
     (賑わう八戸駅新幹線コンコース)

                            
 八戸駅で30分ほど停車して折り返し新青森に向かう...。新青森-八戸間を現在の特急に比べると約半分程の所要時間、この区間は約6割がトンネルだが、トンネルの間にはのどかな田園風景や八甲田山系などの景観を楽しめる...。

 
 予定通り午後0時42分新青森駅に到着...。試乗会に参加した皆さんも満足そうな顔をされて階段を下りていく。12月4日いよいよ開業...、函館からの特急はすべて新青森駅で新幹線に接続され東京が近くなる。それでも東京へは最速5時間44分だという...、これが5年後には直接新幹線で5時間弱で結ばれる...。
                                     
 1枚の葉書で当選を知り、折角当たったんだからとと出掛けたがJRの方からも「8倍近くの倍率でしたよ。」と聞かされ、まさか運を使い切ったわけでは...、と少し心配にもなった。それでも、開業前の真新しい新青森駅を見学し、新幹線からのどかな景色を、また、素晴らしい乗り心地を味わうことが出来大満足の一日を過ごしてきた...。
コメント (2)
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