灯りに輝く紅葉．．．、香雪園

　市民や観光客に夜の庭園の美しさを知ってもらおうと香雪園（見晴公園）のライトアップ．．．、今年も「はこだてMOMI-G(もみじ)フェスタ」に合わせて点灯が行われている。

　
　ライトアップが始まって間もなくの先月末に訪れては見たが、まだ園内の木々は青く紅葉にはイマイチの感じだったこともあり、改めてカメラ片手に見物へ．．．。「カエデ通り」の紅葉はやっと見頃、ヤマモミジやイタヤカエデなどの葉がライトに照らされ鮮やか．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　緑のセンター前のオオサカズキ．．．、深紅の一際鮮やかな葉をつけており、皆さん立ち止まり携帯カメラを向けシャッターを押している。それにしてもツアーでの観光客の多いのに驚いた。次から次とバスで大勢が入り込む．．．。紅葉の素晴らしさに感嘆の声を上げているが、一方では「こんなもんなの．．．」といって帰る観光客もいる。どんな期待をしてきたんだろう．．．。
　
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ライトアップはカエデ通りの他、園亭と温室、今年から架け替えられた園内の橋も行われている。日中見る建物とライトアップされた建物では全くと言っていいほど雰囲気が異なる。特に園亭は、静けさの中に幻想的な美しさを見ることが出来る。

　　
　また、緑のセンターでは、毎夕函館で活躍する演奏家が日替わりで登場するミニコンサートが開かれている。今夜は、「アメリカンジャズトリオ」の三人がサックス・ピアノ・ペースで“秋らしいｊａｚｚ”を演奏．．．、大勢の方が耳を傾けていた。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ところで、今朝の香雪園．．．。雨上がりとあってしっとりとした佇まいは何処か別なところにいる感じもする。自然が作り出す短い季節の光景を香雪園で楽しめる。香雪園の紅葉は後１週間は大丈夫．．．、出来たらもう一度行ってこようかな．．．。ちなみに香雪園のライトアップは11月14日までの毎日午後４時30分から午後10時まで点灯されている。