JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

桜花爛漫?...松前公園

2009-05-04 23:41:41 | 松前町・福島町
 途中、木古内町でチューリップとシバザクラを見物しながら....、のんびりし過ぎて最終目的地“松前公園”には2時過ぎ、しかし、もう車も少ないだろうとの目論見は見事に外れ、松前公園まで後5km地点から渋滞....。5,6分で走れるところを30分もかかる始末。駐車場はそろそろ空きが出るだろうと踏んでいたのたが、これも見事に外れ、これ以上奥はないというところに押し込まされ、最悪....。

      
 さて、公園へと急ぎ足で歩を進めるがどうも公園の感じが違う。何が?...、去年のような桜花爛漫(昨年のブログ)という雰囲気ではない。ボランティアの方に訪ねると「函館公園のことが新聞にて出いたが、松前もウソに花芽をついばまれてご覧のとおりなんです。」と話していた。

                          
 花見客も満開のサクラの下で弁当を広げたかっただろうに...、いや、ビールがあれば花は二の次.....、そんなことはないよね。やっぱり何か寂しい....。



                                                  
 血脈桜もご覧のとおり...、案内していた係の方も申し訳なさそうに「最近ではこんなことはなかったんだが...、白色のタンポポが咲いているので見ていってください。」と白いタンポポの咲く隣の寺の石垣を教えてくれた。


 駐車場には、ETC1,000円乗り放題の効果なのだろうか札幌を始め、室蘭、旭川、釧路、帯広など道内各地のナンバーや水戸や練馬など本州ナンバーも見える。彼らに、「松前のサクラってこんなもの...。」と思って帰ってほしくないなあ....。

                         
 久し振りで松前城に入ってみた。入口から地下道を通り城内にはいるようになっていた。以前は、外から入った記憶があるので前回は相当前なのかもしれない。城内は「松前城資料館」として松前藩500年の歴史を伝える遺品の展示の他、アイヌ民族資料や松前藩家老の文化人、蠣崎破響に関する資料が並べられている。

 
 松前の夕陽と松前城のライトアップもカメラに収めて....、少し時間があるので、先日オープンした道の駅「北前船 松前」で夕食。道の駅は道内で106番目として登録され、国道228号沿いに建設され、地元産品を扱う物販コーナーやウニやマグロなどを使った料理を提供する食堂も併設され、間近に見える津軽海峡の眺めは最高だ。

                     
 既に、ウニ丼、マグロ三色丼などは品切れで、有り付いたのは「荒磯ラーメン」、磯の香りが一杯で、具もホタテ、ツブなど海の幸たっぷりのさっぱり塩味でスープも旨い....。

     

                   
 折戸浜海岸から見た夕陽...、空を真っ赤に染めながらゆっくり、ゆっくりと日本海に落ちていく...。途中、風船が浮かんでいるようにさえ見え、「フッー」と息を吹きかけると飛んでいってしまいそう...、そして、最後は海に沈むのではなく消えるように無くなっていった、日没は18:40...。素晴らしい夕陽を眺めることが出来た...。


 最後は、松前城のライトアップ...。夕陽を見て松前城に戻り1枚...、やっぱり満開のサクラがほしかったのだが残念....。
 しかし、これが松前のサクラではない。ボランティアガイドの方も「松前でこんなことはなかった。この後、中咲き、遅咲きもあるので...。」と、いっていたが、それに期待したい。松前さくらまつりは、5月17日(日)まで....。

 ところで、「ウソ」は、スズメ科の鳥で、名の由来は「嘘」からではなく、口笛を意味する「おそ」から来ており、口笛のような鳴き声を発することから「ウソ」と名付けられたとのこと。亜高山帯で繁殖し、秋から冬になると低いところに降りてきて、春先に桜の蕾や果樹園の花の蜜を吸うため害鳥として嫌われているようだが、見ている限りでは綺麗な鳥で、130円切手デザインのモデルになっているんだって....。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チューリップも、シバザクラも、見頃です

2009-05-04 22:42:18 | 木古内町・知内町
 松前町へ車を走らせる途中、木古内町サラキ岬でのチューリップと、薬師山山頂のシバザクラを見物に立ち寄った。サラキ岬では「チューリップフェア2009」が開催中とあって地元物産品も格安で手に入れることが出来るとあって賑わいを見せていた。

         
 “幕府の輸送船として活躍した「咸臨丸(かんりんまる)」は、明治4年(1871)木古内町サラキ岬沖で座礁、現地の人々の懸命な救助により乗組員は難を逃れたが、咸臨丸はその数日後に破船沈没した。今もこの岬沖に静かに眠っている。”(咸臨丸とサラキ岬に夢見る会 案内板)


 咸臨丸がオランダで作られたことから、地域活性化を図る民間団体が「咸臨丸が眠るサラキ岬にオランダの花チューリップを咲かそう。」と取り組みを始め、このチューリップフェアも第5回目になるとのこと。

                             
 毎年チューリップの球根が増え、今年は80種類、5万株が植えられ、このフェアも木古内町の初夏を彩るイベントになっている。花壇はまだ蕾のものも多いが、色とりどりのチューリップがこれから順次花を咲かせるという。



             
 この日は、会場で物産フェアも行われており、ホタテやツブなどの浜焼き、地元産の野菜が格安で販売されており、飛ぶように売れている。そんな中から、ホタテ焼きや大福、赤飯などを手にした。この他おでんも追加、ここで食べるのは美味しいんだよね...、少し時間オーバーだったかな.....。


 サラキ岬のチューリップとともに、木古内町の初夏を彩る名所「薬師山」のシバザクラ。山頂付近一帯にピンクのじゅうたんを引き詰めた花は今が満開、多くの見物客で賑わっていた。
      
 薬師山は、山麓の公民館から急な坂道を登ること約10分、山頂からは木古内町市街地はもちろん津軽海峡や矢越岬まで一望できる。この薬師山は2万5千分の1地形図に標高72.9mとしっかり記載されている、道南では最も標高の低い山...。

                       
 また、三十三体の観音像が安置されている霊場でもある。「観音様の札掛けは、遠隔の本州、四国八十八カ所、西国三十三カ所等に行けない人々が霊場薬師山に登り三十三の札掛けを行うことによって、本州の霊場にいったと同じ霊験があると言い伝えられている。」(案内板から)

                  
 さて、いよいよ最終目的地松前に向けて車を走らせたのだが....、福島町吉岡で交通事故に遭遇、緩いカーブでどちらかの車が中央線をはみ出し、軽四輪自動車とワゴン車との正面衝突のようで、その弾みで軽4輪自動車が道路中央に横転ししていた。煙が出たとのことで、後ろを走っていたバスの運転手が消化器を手に駆けつけたが、火の出る心配もなく、まもなく軽4輪自動車を寄せ道路を確保した。その間10分ほどだったが、運転手や乗っていた人たちの怪我の状況はわからないが、大事に至らなければいいのだが....。
 折角のドライブも事故にあっては、地獄のドライブになってしまう。お互いスピードは控えめに、脇見運転は御法度で事故のない楽しいドライブにしたいもの.....。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラ咲き乱れる五稜郭....

2009-05-04 22:14:49 | 五稜郭公園
 大型連休の函館は珍しく好天に恵まれ、絶好の行楽日和が続く....、今日の最高気温はついに20℃を超え今年最高。この暖かさに誘われてかどこの行楽地も人、人、人....、で何処へ行ったって大変だぞう~...。しかし、黙って家でくすぶっているわけに行かないでしょう...、と言うことで早朝から花を求め、カメラ片手にあっちへぶらり、こっちへぶらり.....。


 朝一番、五稜郭公園へ....、サクラはまさに満開。早朝にもかかわらず散歩をする市民に混じって観光客の姿も多くで賑わいを見せている。満開のサクラの下でカメラのシャッターを押しながら「奇麗だねえ」と見とれている。昨日の函館公園に比べるとサクラが咲き乱れている、といったところかな....。

                 


 五稜郭公園のサクラは、ほとんどがソメイヨシノで、五稜郭の堀の内外に沿うように植えられその数約1,600本、それが一斉咲き始め、満開を迎える。今年は、好天に恵まれたこともあって、実に花持ちが良い....。

       
 この光景を、五稜郭タワーの上から眺めるときっと素晴らしいだろうと思うのだが、展望台に昇るエレベーターは30~40分待ちと聞いてたじろいだ....。

                                    
 ところで、昨日車を走らせているとき、いつも聞いているHBCラジオの「カーナビラジオ午後一番!」で、サクラに関するこんな話をしていた。サクラの「ソメイヨシノ」は、実がならず種で増える訳でなく、「接木(つぎき)」で苗木を作るそうだ。しかも寿命は約60年ほどで、戦後植えられた各地のサクラがそろそろ寿命を迎えるとあって、ソメイヨシノ発祥の地・東京豊島区では、全国各地の公園に苗木を配布する「染井よしのプロジェクト」事業を進めているとのこと。そういえば、ソメイヨシノにはサクランボはならないなあ.....。

             
 確かに、五稜郭公園のサクラも老木が多い。早めに対策を講じないと、この満開に咲き乱れる光景を見られなくなる...、それは大変だ....。次に松前のサクラを見物に....、車が混んでいるかもしれないので、少し遅めに発って途中木古内のチューリップと芝桜をでも眺めながら.....。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする