ライトアップ不可

2016-02-21 16:23:03 | 塾あれこれ
あちこちでライトアップされています。

最初の内は、見なれぬ美しさに感心しました。

夜間も楽しめる、と。
人類の長い歴史にはなかったことです。

建物、橋、鳥居、タワー、等々。

けれど物ごとに飽きやすい私。
感動も薄れてきました。
「ま、いいんじゃない。」

最近は首をかしげることすらあります。

ライトアップする側が主張しすぎです。

本来自由であるべき美しさに「こう見るべき」と
ワクを課された感じがするのです。

それに慣らされすぎると、ただでさえ薄い私の美意識が
その一方向に固められてしまいそうです。

ライトアップの心が余計なお節介に感じられるのですね。


近年は彫刻などの展示にも照明が当たっています。

確かに美しい。

けれど気になります。

特に仏像などへのライトは如何ですかね。

本来信仰の為の仏像です。

美しさは後回しにして、影の多い空間で信仰をうけている
その空気を大切にしたいですね。

宝物館の展示もそうです。

像の保護、美しさへの(ライトアップ)
・・なども大切でしょう。

お金をとる手前もあるかもしれません。

できれば金勘定を二番目にしてほしいですね。
太って油性の顔をした僧侶も興ざめです。


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