こーに、って分かる?

2018-04-10 08:59:39 | 塾あれこれ
このように、と言う時に広島弁で、こーに、と
言いますね。

「こーにやっちゃーいけまあ」
(このようにしてはいけないでしょう)

同じ意味で「こげえ」とも言いますし
「こげえ、すなや」
(こんなにするな)

「こがあに」とも言います。

聞こえようでは「こげ」「こが」とも。

ただこれらは同じ言葉の変化したものでしょうから
『広島弁辞典』ではまとめて扱うでしょうね。


ところが、これ以外にも広島弁で「こーに」が存在します。

「挨拶せんこーに出てきた」
(挨拶しないまま出てきた)

・・ちょっと古い言葉かもしれません。
カミサンに聞いても分からないそうですから。

私自身にも尾道弁と広島弁が混在しているので
若干自信がないのですが。


私が「塾」という業界に入った80年代は、まだ
日本中で標準語(共通語)を方言の上に置いていました。

それへの反発もあって私は塾では意識して
方言を多用していましたね。

言葉としての力も大きかったようです。


中高で御世話になった生物の岡島先生。
広島弁がよかった。

のちに同校の教頭~校長もされていますが
彼が朝礼で言う「おはよう、ありました」

ついにこれは真似できませんでしたね。


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