一番嬉しかったことは何かと聞かれ

当ブログをお読みの方はよくお分かりと思いますが
私は悪口をいうことの多い人間です。

それも気の利いたものならばまだしも
ストレートな悪口ですからね。
本人も面白いとは思っておりません。

これは子供の頃から続く悪い癖です。

友達も少なかった。
運動がダメで仲間と野球をする、なんてこともできず
その他大勢で人々の周りをうろついていました。

それが、悪口は達者なものだから・・

○
中学のときだったか、学校の先生と一対一のお話を
する機会がありました。
面接の練習だったですかね。
（とすると小学校か？）

「キミの今までで一番嬉しかったことは」

私が正直に以下の返事をしましたら先生が
「なんだ、そんなことか。
　もっと何かないのか！」
嬉しい思い出にケチをつけられた感じでしたね。
先生の感想も分らないではないですが。

○
尾道の小学校時代です。
学校で何かのキップを配ったことがありました。
枚数が足りないので抽選。

私は外れ、友達グループの中心的な存在オオタくんに
当ったのです。
「いいなあ、いいなあ」と連発して彼の周りをうろつく
私でした。

帰宅してランドセルを見るとそのキップが入っていまし
た。
彼が黙って入れておいてくれたのです。

嬉しかったですね。

自分の（もの欲しさ）への反省はありませんでした、
ハハ。

大した友達でもない、グループの端っこの一人に
黙って何かしてやる、さすが仲間が多いハズ。

それから、一度オオタくんの真似をしてみたいと
思って半世紀、ケチには出来ないことです。

さえない話ですネエ。