これって毒舌?

2008-05-08 14:44:51 | 塾あれこれ
本当はタイトルを
「授業にならないのなら給与を返納すれば?」
にしようと思った内容です。

授業にならないといっても様々な理由がありますから
タイトルを修正しました。
悪口めく話で申し訳ありません。
新聞を読んだ話ですので間違いがあればお許し下さい。


暫く前の記事です。
全国的に公立高校の入試、回数や推薦入試の見直しが
されているということでした。
さもありなん、という第一印象ですね。

ゆとり教育に沿った入試のありようから学力重視へ
振り子が揺れているので、その影響でしょう。

受験競争がきつい生徒には良くない知らせですね。
また受験の機会が減ることがプラスにならない生徒
もいることでしょう。
もちろん、歓迎する生徒保護者も多いハズです。
このレベルで是非を言っても仕方がありません。

一つだけ言える事は、いつまでもフラフラと振り子
運動を続けるのではなく、きちんとした考え方を
築き上げなければ、学校も生徒も可哀相です。

こういう、一種の生徒を実験台にした「新しい挑戦
を続ける」こと自体が無責任の表れなのです。
学校に拘る諸悪の根源と考えます。


高校入試を学力重視にむけることは塾の多くが
歓迎しているかもしれませんね。
内申対策をウリにしているところは軌道修正を
急いでいらっしゃることでしょう。

推薦入試で合格の内定を早く貰った生徒は
高校での勉強の予習をしていました。
これはかなりはかどるものでしたが、もし
推薦入試が無くなったり、人数が減れば
そういう勉強が出来なくなりますねえ。
特に数学は習うべきことが目白押しに待って
いますので塾としてこの期間は有効でしたが。


イチャモンをつけたいのは、中学の先生が入試変更
について従来のままでは(3年の年明けからの授業が
成り立たない)ので賛成しているという話です。

これに対して、授業が成り立たないのなら給与を返
納せよ、とワルクチの一つも言いたいのです。

以前からのことを、何も対策せずにいたのか?
授業が成り立たないことを生徒に申し訳ないとは
思わないのだろうか。
保護者にも納税者にも社会全体にも。

「そう決まっているから仕方なかった」ですか?

塾でそんなことを言ってたら潰れますよね。

そんなことをいう学校の先生がおられるならば
仕事をする「人間としての姿勢」に疑問を覚えます。
仕事とはそんなものではないでしょう。
キチンと仕事をして初めて生徒の前に立てるのでは?

雇われている労働者としてはやむを得ませんか?
聖職者を要求するものではありませんが、仕事に対し
プライドがないのだろうか?
内部で改善の努力をしたの?

まだ私立の方がマシでしょうね。

仕事にならない分の給与を供託します(できるとして)
現行制度の不都合ゆえ仕事に決定的な影響があるなら
ばそれを改善すべく働きかけるのが「仕事」であって、
日常のルーティンワークだけで税金からの給与を貰う
うことがあるとすれば、感心できませんね。


こんなことは親も言いにくいでしょう。
塾だって黙っていた方が無難です。
営業に悪い面が出るかもしれないし、えらそうにと
反感を買うかもしれません。

そのことに関する意見はきついことをいってるが、
他はマトモだ、とは思ってくれないお国柄です。
強いことは言わないに限ります。

でもね、私は日本中にあふれるその種のカシコサが
この国の限界を作っていると考えるのです。
(オオゲサかつ生意気で申し訳ありません)

少なくとも、自塾の営業をのみ考えて黙っている
多くの同業人は罪があると考えますが、
いかが?

もちろん、まず第一は学校の責任だけど。


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