昨日まで書きました「教えない」は学習する人に対して周りが
サポートする話でした。
次は学習する人の内側の話です。
いうまでもなく、学習において最も重要なことは「やる気」です。
少々教員が下手でも「やる気」がある子は伸びます。
ですから、やる気の引き出しかたというのが、永遠の課題のように
なっています。つまり決定打はない。
ましてや私ごときには「よく分からない」
もちろん個々のケースとしては、どんな教師でもいくつかの成功例
を持っているでしょうが、皆に効く特効薬は無いようです。
◎
「やる気」を引き出すのに強制をもってする、という世界がありま
す。歌舞伎などが有名ですね。物心つかないうちから強制してしま
います。途中、反発があってもいつしか「やる気」がでてくるると
聞きます。やっててよかった、ということがあるのでしょう。
勉強は皆がするので、このようにはなり難そうです。
強制がむつかしそうなので、そうではなく(少なくともそのツモリ
ではなく)大人の側が、それとなく仕組んでおいて、いつのまにか
その気にさせるという方法もあります。
国語を好きになってもらうために、家にたくさんの本をおいておく
などもその一つでしょう。読み聞かせも流行っていますね。
本を読めば国語が得意になるか、かなり疑問があるのですが、読ん
でくれれば善しとしましょう。ジツは読んでくれる保障すらありま
せん。まあ、親が沢山読んでいる姿を見せるのが一番でしょう。
それも子供を教育するため、などという気を捨てて、です。
いずれにせよ、必ず有効というわけではなさそうです。
◎
どうも我々は「何かをしてやろう」などと思いすぎるのではないで
しょうか?それは案外自分のためにしているかもしれません。
単なる自己満足であるとか、自己弁護の伏線。
「できるだけのことはしてやった」
でも逆効果かもしれないのです。
何もしないで待ってやる、ということのほうが気持はシンドイです
が有効かもしれません。
「教えない」気分と似ていますね。
自分の例で恐縮ですが、子供のころ母に「勉強しなさい、宿題は済
んでいますか」とよく言われたものです。
そうすると「やる気にならない~」という気持になりました。
特に反抗期には。
何も言わないでいてくれるのが良かったのにね。
ミエミエの「薦め」も逆効果でしょう。
よく、国語の先生の子供が国語嫌い、とか、好調の子供が勉強しな
いとか。言われますね。
もちろん親はミエミエで勧めているわけでなないのでしょうが
子供には、そんな風に見えてしまうのかもしれません。
タイヘンですが、見守ってやるのが一番。
やる気をそぐことをしないように。
ただ気がついたときに手遅れにならないような最低限の訓練は
何事につけ、必要です。
サポートする話でした。
次は学習する人の内側の話です。
いうまでもなく、学習において最も重要なことは「やる気」です。
少々教員が下手でも「やる気」がある子は伸びます。
ですから、やる気の引き出しかたというのが、永遠の課題のように
なっています。つまり決定打はない。
ましてや私ごときには「よく分からない」
もちろん個々のケースとしては、どんな教師でもいくつかの成功例
を持っているでしょうが、皆に効く特効薬は無いようです。
◎
「やる気」を引き出すのに強制をもってする、という世界がありま
す。歌舞伎などが有名ですね。物心つかないうちから強制してしま
います。途中、反発があってもいつしか「やる気」がでてくるると
聞きます。やっててよかった、ということがあるのでしょう。
勉強は皆がするので、このようにはなり難そうです。
強制がむつかしそうなので、そうではなく(少なくともそのツモリ
ではなく)大人の側が、それとなく仕組んでおいて、いつのまにか
その気にさせるという方法もあります。
国語を好きになってもらうために、家にたくさんの本をおいておく
などもその一つでしょう。読み聞かせも流行っていますね。
本を読めば国語が得意になるか、かなり疑問があるのですが、読ん
でくれれば善しとしましょう。ジツは読んでくれる保障すらありま
せん。まあ、親が沢山読んでいる姿を見せるのが一番でしょう。
それも子供を教育するため、などという気を捨てて、です。
いずれにせよ、必ず有効というわけではなさそうです。
◎
どうも我々は「何かをしてやろう」などと思いすぎるのではないで
しょうか?それは案外自分のためにしているかもしれません。
単なる自己満足であるとか、自己弁護の伏線。
「できるだけのことはしてやった」
でも逆効果かもしれないのです。
何もしないで待ってやる、ということのほうが気持はシンドイです
が有効かもしれません。
「教えない」気分と似ていますね。
自分の例で恐縮ですが、子供のころ母に「勉強しなさい、宿題は済
んでいますか」とよく言われたものです。
そうすると「やる気にならない~」という気持になりました。
特に反抗期には。
何も言わないでいてくれるのが良かったのにね。
ミエミエの「薦め」も逆効果でしょう。
よく、国語の先生の子供が国語嫌い、とか、好調の子供が勉強しな
いとか。言われますね。
もちろん親はミエミエで勧めているわけでなないのでしょうが
子供には、そんな風に見えてしまうのかもしれません。
タイヘンですが、見守ってやるのが一番。
やる気をそぐことをしないように。
ただ気がついたときに手遅れにならないような最低限の訓練は
何事につけ、必要です。
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