DaiGo

2012-05-22 19:19:33 | 塾あれこれ
スペルはDaiGoで大丈夫なのかしら?

今話題のマジシャンです。
これもそういうとお叱りを受けるかもしれません。
「メンタリスト」だそうです。

ロッカーやお笑い芸人ではありません。

ただの手品や「超能力」ではなく科学を加えた
新しい世界=メンタリズム、だそうですから。
人間の心理や体の反応など、科学の知見を
元にしたものだそうです。

こう書くといかにもウサンクサイ雰囲気が漂いますが
エンタテインメントとして出来あがっていますね。
面白い。

ただの手品だけでもどうなっているのかアッケにとられるのに
そこに精神分析や心理誘導やを加えてあるのですから
何がどうなっているのか、謎解きのレベルが一段と高まる
ことになるのかもしれません。

新しく登場されただけにその面白さが際立つのでしょう。

私は『タカトシの時間ですよ』で4回、キンキの番組で1回
いずれもそれほど長時間ではありませんが
十分に楽しめました。


初めて前田知洋をTVで見たときも驚きました。
「きっと~に違いない。けれども見えない。
 どれほどのテクニックなのだ」と。

テクニックだけかもしれませんし、何かカラクリがある
のかもしれません。

でもビデオをスロー再生しても分からないのだから
「へえ~っ」とだまされて喜ぶべきでしょう。

大げさに言うと「生きてて良かった。得した。」

DaiGoにはそんなテクニックは感じません。
演出でわざとかなあ。

すこし下手な進行なども初々しくてよろしいですね。

それが「うーん、難しいですね」なんて言いながら
正解を当てるのが面白いじゃありませんか。

人間心理の洞察なのかトリックなのか・・・


テクニックを中心に見せるのではなくナポレオンズの
ような「楽しい」ありかたもgu
マギー司郎さんなどもそれですね。

こちらは技術があってもそう見せないのでしょう。
演出が巧みです。

メンタリストはその逆でいかにも演出は下手、喋りは
できません、という風に仕上げているようです。
きっと随分と頭がよい人なのでしょう。

セロのようなシカケものに飽きてきましたから
クロースアップマジックに新しい味つけ
期待できそうですね。

ただ同じネタをくりかえすと飽きが来ます。
茶色い帽子は私にも読めたぞ。(たまたまかな?)


それにつけても思いだすのは名人アダチ龍光。

上野鈴本で見たときはそのエンタテインメントに
しびれました。(古いね)

登場して10分ほどは一言もしゃべらず芸を流れるように
披露し、ほ~っと言わせ、笑いをとり・・・

粋でしたね。
世界に通用すると思いました。

一息ついてトツトツとしゃべるその話芸の見事なこと。
落語の名人顔負けでした。

最後はマジックであっと言わせ万雷の拍手。

こんな舞台、見てて良かった。


マジックがなぜ好きか。

人間の心理の勉強になるからですが、それはまた別の機会。
(安物の心理本を読むより、よほど勉強になります。)



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