選挙の結果は経済に良いか

2012-12-17 18:21:45 | 塾紹介
誰もが予想した通りの結果になりました。

自民の比例区得票率がほぼ横ばいというのは
国民の、多分、無意識に近いバランス感覚でしょう。

全体の投票率が下がっているのに、固定票が多く
かつ今回はリベンジで自民支持者がみんな投票にいったの
ですから、もっと率が高くてもよかったと思います。

地方では小選挙区に、自民と民主以外でめぼしい候補がおらず
それで(今回は自民)という投票も多かったのでしょうね。
比例は第三極へ、かな。

小泉さんほかが仰る「民主がコケた」というのは全く正しい
のですが、では次回は再び民主へ、という流れがあるか?
私、個人的には「ありえねー」と思います。(希望的観測)

あれだけ大っぴらに嘘をつく政党は解党していただかねば
なりません。
鳩山や菅が悪かったから自分が貧乏くじ、くらいに
野田自身は言っていますね。
なんてヤツ。
たとえそうであっても人間として言ってはいけないことです。
マニフェストがどうでもよかった、のは野田。

国民への約束は破ってもよい、そんな政党・政治家があるか!
少なくとも表面的には民主主義を言うべきでしょう。


野田が悪い、解散のタイミングを間違えた、と民主支持者が
嘆いているそうです。

でもね、彼らも自業自得なんですよ。

官僚に支えられてやっと政治家のフリができていた野田を
トップに抱えていたからこうなった、
野田では大負けするということすら読めなかったのですから、
バカな政治家、そしてその支持者。


野田も自分では大負けすると思っていなかった大馬鹿者。
もしくは、知っていながら解散した大悪人。

少なくとも、例えば細野を顔にして戦うべきだった。
野田のままでは負けが倍加しますよね。


野田のやった仕事は消費税アップだけですが、官僚などに
支えられてのことでした。
それ以外では国内の政治は何もできていません。

ということは、外交でもオソマツではなかったか。
例えば今回は中国が悪いとだけ言って済ませられるのか。

実力のない政治家(取り柄は人をだますことが上手い)
そんな人間が国益を損ねていたのではないか、という素朴な
疑問が浮かびますね。

国民より、党より、自分が大切な人間が
トップになれたということが悲劇です。

次期総理大臣はどうなんでしょうか。


経済はたとえ短期的に上向いても、事態は深刻になるでしょう。
カンフル注射的なことですから。

大きな構造は「土建屋が支える自民国家」で変わりません。
もちろん、象徴的なもの言いですからご理解ください、ね。

富が、以前の勝ち組に移動するだけです。
(増税で公共事業というのはそういうこと)

国家の財政がさらに悪化することは目に見えています。

そうなると困るのは、またまた、貧乏人・・

安倍さんには、美しき日本の足をひっぱる非国民としか
見えていないでしょうけれども。


それでも短期的には国が財政支出を増やさねばなりません。
どこへ、が肝心なのですがね。

支出の見直しもしなければなりません、無駄遣いは×
ただ、利権で固まった政治家・官僚・財界・学者・新聞
どこをとっても口だけで。
責任あることができるか・・?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿