ヤハリね

2007-03-13 11:46:58 | 塾あれこれ
日曜日のことです。

公共交通機関を利用しました。
比較的混み合った車両がとある駅に近づき車掌が
下りる方は早めに準備を、と促しました。

ある高校の生徒が試合か何かで団体行動をしていた
ようです。自分の学校にいったん戻るのでしょう。

ところが車掌が呼びかけても動きがありません。
下りないのかと思っていたら、当該の駅に着いて
ダラダラと動き始めます。

一番後ろからの生徒が大きな金を出し、つり銭を
要求しています。
なにやら面倒な計算があるらしく車掌が時間をかけて
いました。その間、クダンの生徒はボーっと待ってい
ます。「手間でスミマセン」も言いません。
ましてや車内の人に悪いとも思っていないようで
(てれりん)と降りて行かれました。

車掌もいかんね。注意しなきゃ。

それより、あの生徒、自分たちの学校の評価があまり
高くないことを知っているのでしょうか?
車内の客の多くは「やはりね」という反応。
私にもそういう気持が浮かばなかったと言えばウソに
なります。
常日頃から、学校の名前ではないことをよく見聞きし
また意識しているハズなのに、です。
問題は(それほどオオゲサなことではないけれど)
あくまで個人に帰します。
ただ、それでも「ん~」と反応しますね。

あの学生、自分で自分の、そして仲間の評判を落とし
ているとは、つゆ思っていないでしょう。


別の高校。
交通整理の人がいるときは交通マナーがいい。

ところが良くない日がある。「なんだなー」と思う
と案の定、誰も「立哨」していない。

自分たちがダラリとしているのを世間でどう見るか
関心はないようです。ヤハリね。
自分たちの将来にも多少の影響があるコトです。

どんな様子の学校を卒業した人間であるか、
最近は十束ひとからげ、にして判断するような乱暴
は減り、もっぱら人間本位に判断するようになって
きつつあるとは思います。
でも、学校のイメージが当人に全く影響しないとは
思えません。

シャンとしないで、きちんと見てくれ、は通りません
よね。
ここでも自分たちのクビを絞めていました。

翻って自分の学生時代に意識的な行動をしていたか?
そんなことはありませんでしたからナイモノネダリ
かもしれません。

ジベタに制服でアグラかいて煙草咥えてる女学生が
珍しくもない時代です。(その子の校舎があそこに
見えているのに・・)

交通機関などでのマナーに目くじらは過剰反応?


小学生。これはトシハもいかないからあまり高度な
要求はできないでしょう。

近年は下校時間に巡回や立哨をきちんとされています。
保護者の方やボランティアの高齢者、ご苦労様です。
ひと目で分るブレザー、たすき、腕章などして
目立つこともよいことです。

実は私も多少お手伝いしていましたが最近はとんと。
人員は余って雑談してるし・・

子供達はその方たちにもよく挨拶して微笑ましい
ものです。

ところであるとき工事の関係で下校の道路に業者の
方が立って交通整理をしておられた。
ヘルメット、ブレザー、腕章。

そこへ小学生の下校の群れ。

業者のオジサンはボランティアの方同様、子供達に
声を掛けておられました。
「お帰りなさい」「さようなら」「気をつけて」

子供達は無表情に通り過ぎます。無視!
「知らないオジサンに声をかけられた」ということ
のようです。
そんなマニュアルどおりの反応しかできない、つまり
意識の低い子供で本当に自分を守れるでしょうか?

教育が間違っている、校長に電話し様と思いましたが
仕事柄、思いとどまりました。私もいけないね。
(上記の話、南小ではありません)

『芋たこなんきん』の話。訂正です。

思い出しました。
カモカのオッチャンは亡くなられるのではなくて
体が不自由になられたのでした。
前回の話、削除かなあ?


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