東電の人々を育てた教育って?

2011-03-15 19:53:12 | 塾あれこれ
不眠不休で危険を顧みず働いておられる人も多い
とは思いますが、現在の東電の仕事ぶりに
我々一般人はかなり疑問を感じているのではないか?

東電でエライ人ともなれば親戚間でも
一目も二目もおかれる存在でしょう。

東大→東電なんて人の大勢いる中での出世です。

それが現実に重大事態に直面した時にどうか?

何日たっても原子炉をコントロールできず
それどころか次第に悪い方向に向かうように見えます。

危機管理能力欠如というより人間としての出来がどうか、
とさえ疑われるようなことが報道されています。
読売新聞は、安全と言っておきながら危険な仕事を
させられていた、と自衛隊は怒り心頭だと報じています。
そりゃそうでしょう。

ここには東電のプロとしての誇りもなければ
人間としての心性も見えません。
前代未聞の一大事のセイにはできないでしょう。

見回りに出て燃料切れを見逃した?冗談じゃないでしょう。
もっとヒドイことをしていてごまかしを言っているか?
いずれにせよ菅首相がキレるのも分かります。

計画停電でも同様です。
どこが「計画」?

一般人の理解が得られると思っているのでしょうね。
人間エラクなるとおかしくなっちゃうのかね。


こんな「優秀な」人間を出世させる日本社会はヘン!

その原因の一つに教育があることも間違いないでしょう。

学校、塾、保護者、社会・・・みな深く反省すべきです。

ああいう「カシコサ」も大事でしょう。
物を覚えたり、計算をしたり。

そういう能力ばかり丁寧に育てる教育法ばかり進歩し
子供に考えることをさせない「親切な」塾指導を
多くの保護者が良しとしています。

外国の投資家が見放しかけているのも分かるような
気がします。

現場の命をかけた努力を、私のような目でくくって
見てはまことに申し訳ないのですが、世界が?を
示しているのです。

自分の頭で正しく考えられる教育が緊急の課題では
ないでしょうか。
教育には時間がかかるものだからです。


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