風船地球儀と金総書記

2011-12-19 21:34:37 | 辞め塾通信
塾の風船地球儀がしぼんだので(冬はねえ)
ぷーぷ~膨らませていたらNHKのラジオが
金正日総書記の死亡を伝えました。

まあタマタマなんですが妙にジャストな
タイミングだったような気がします。

長年使っていただけにもう耐用年数を超えているのでしょう。
すぐにへこんでしまいます。

(風船は軽いし安価だし塾には有り難いモノでした。
地球をあちこちから見るのにも便利です)


リーマンショックは今となれば大地震の前触れにしか過ぎな
かったことが良く分かるこの一年でした。

よく言われる来年の政治経済の激動を前にして
金総書記の死はそこに新たな要因を加えてしまった。

多分すぐには動きはないものの、半年たち一年たちして
どんどんと不安を増すのではないでしょうか。
(専門家でも見通しづらいことですから素人は引っ込め?)

はっきりしていることは、世界の政治経済の不安定化。
よほどしっかりしないと長い周期の経済恐慌が襲ってきます。
そうなるとハイパーインフレになるでしょうね。

貯蓄が多い金持ちが困るだけだ、などというバカ者がいる
そうですが、情けない。
・・まあ、なってみたら身に沁みます。

貧乏人はテがないのですが、自転車と同じで動きを止めると
倒れてしまいます。
ある程度の収入を確保出来る道があれば多少安心でしょう。

ところがここに折角の収入の道を自ら断とうとしているバカ
がいます。→私

新規入塾をお断りし現在通塾中の方がニーズを終了すれば
塾が自然消滅します。
今秋に生徒の保護者に案内をしました。
(機会があった一部の塾の先生にも話しました)

来年私は63になり、その時に小4の希望者がおられると
向こう6年間は塾を続ける覚悟でお引き受けします。
それは大丈夫かもしれませんが69あたりで受験指導・・
今までと同じクオリティを保証できるか?
もしかしたら死んでるかもしれません。

そんな仕事は無責任でしょう?
いくら自分に金が必要でも。
自分のために生徒の人生の足を引っ張ってはいけません。

かくして、インフレになる確率が高いのに収入の手段を
断とうとするバカモノが出来あがりました。


暇になったらボケるかなあ。
カミサンが逃げるかなあ。
どうやって生活しよう?


サラリーマンを辞め塾なる怪しげなギョーカイに入る時
死ぬまで多少の収入の道があるし、年寄りが子供に
遊んでもらうのも悪くない、
ともかく、たとえ一人でも生徒がいれば・・
などと考えていたのが甘かったようです。


金総書記死亡のニュース後しばらくして風船地球儀が
ほぼ完全にダウンしました。しわしわ。

チャプリンの『独裁者』では弾けましたねえ。

風船が我家の未来を暗示するものでなければよいけれど。

これを機に生徒の皆さんお辞めになるかもしれない・・ハハハ


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