映画『ハッシュパピー、バスタブ島の少女』

2013-06-13 10:00:57 | 映画
『ハッシュパピー、バスタブ島の少女』を見ました。

予想とは違った映画でしたね。

ポスターなどから、あどけない少女のファンタジーで
環境問題を考える、という風なものかと思っていました。

そういう面もあるけれど、ポスターその他は
ミスリードじゃないかしらん。
日本では、客がとまどってヒットしない、のでは?

ある種、意欲的で実験的な映画です。

ディズニーの夢物語風なイメージでいると飛んでくる
ボールが曲がって、こちらは大きく空振りしますね。

アメリカ南部の黒人文化=何より強く生きる!
・・というのは馴染がうすい。


子供、特に小さな女の子が不思議な能力を発揮
というのは古今東西よくあるお話です。
江戸時代ころにもよくあったハズです。

もう少し変化を加えれば不思議のアリスになり
ジャンヌダルクにもなる。

その能力があるのかないのか、進んでいるのか、
人間としての成長のお話なのか、
焦点がどうだったのでしょう。

現代アメリカの部分と、古代の猛獣の再生との
アンバランスも気になりました。


カメラや特撮はまあまあ巧い。
低予算とは思えません。
途中から腰砕けになりますがね。


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