広電廿日市駅舎がなくなる

2012-09-13 15:05:00 | 塾あれこれ
地元では皆さんよくご存じのニュースです。
広電の郊外線、廿日市駅の駅舎がついに
撤去されるそうです。

代わりにできるのは他処と一緒の「電停」でしょうね。

またひとつ昔が無くなります。

まあね、現在は建物だけが残る無人駅だし
相当ボロですから仕方ないでしょう。

JRの古い駅舎ともなれば残念がる声も
多く聞こえてきそうですが、広電じゃあ、ね
余り盛り上がりません。


小学生のころ、広島市の南部・宇品に住んでいましたが
廿日市というと遠かった。

はるばる時間をかけ、電停じゃない=駅舎に出会うと
印象に残りましたね。

その昔はにぎわったそうです。

TVで駅舎前の和田さんが「東洋工業に行かれる人が
ここで(国鉄・廿日市駅)に乗り変えていかれた。
新聞と煙草がセットのようにして、よく売れた・・・」


私は大学生のころアルバイトで広電の車掌をしていました。
市内の路面電車のほうです。

どういう経緯だったか、朝早い(冬場は真っ暗)始発並み
の時間に、西広島から廿日市に乗車したことがあります。

記憶がおぼろなのですが、真っ暗な中に灯のともる
廿日市駅舎が映画のシーンのようでした。

電車は廿日市で折り返し(廿日市発の上り電車になり)
戻ってくるのですがお客などほぼいなかったですね。

ところで私は市内の担当で宮島線には乗りません。
なぜそんな朝の電車で廿日市に行ったのか
まったく記憶がありません。
(その日、急に人手が足りなくなったのでしょうか)

客で乗るわけはありませんし、それとも夢か?

不思議な光景だけが印象に残っているのです。

未明の郊外線、
ホームと駅舎の明かりが近づいてくる・・・


この駅舎を見ると、時折思い出していました。

変わっちゃうとどうなりますかねえ。


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