カラい話

2008-12-05 10:44:58 | 塾あれこれ


微妙な話でもあります。

受験生、12月になってあわてても遅い!

既に離陸していなければなりません。
これからは高度を次第に上げて安全運行にまで
もってゆくのです。

そういう意味では11月が重要な月でした。
人に先んずるという意味でも。

広島では中学受験も高校受験も同じ11月が
キーの月になります。

まあ、ガッカリついでに言いますと
受験学年になってからでは手遅れということもあり、
夏が天王山だったとも言え、
秋の運動会が済んだら切り替えてないと・・

いろいろ言えますが、まあ
11月がラストチャンスでした。


もちろん、今までに蓄積があれば別です。
秘められていた能力がバツグンであれば別です。
これから猛烈な集中力を出せれば別です。

が、そんな人はそう多くいるものではありません。

通常、大人は「過去を振り返るより少しでも
先を見て可能性を高めよう」とプラス思考の
話ばかりします。

これからやって通る子もいるんだ、ってね。

12月中旬に初めて塾というものに来た中3の子で
県内一番の難関高に通ったこともあります。

話を持ちかけられて、いったん断りました。

他にもいくつか似たケースはあります。

進学塾を辞めて現在の形態にしてからでも
この時期に進学塾で志望難関高はムリと言われ
それから通った子もいます。

おっと宣伝に聞こえますか?
もうシンドイから嫌ですので、やりたくありません。
したがって宣伝ではありません。

とにかく可能性がまったくないわけではありません。
どこか良い塾に行けば通してくれるかも。

ただ、現実は厳しいものです。

やらせようという側は、教育的配慮とか営業的欲望
とかで「今からでもやりようでは間に合います」
って言いますけれどもね。

ウソを言ってるわけではありませんが可能性が
何%とは言いませんよね。
小さいのです。

合格可能性が10%の人が死ぬ気で頑張って
力を2倍に伸ばしたとしましょう。
20%・・なかなかタイヘンですよね。


可能性が見込めない子は次に頑張ればよいのです。

ただね、では今回はやらない、じゃ先へ行っても
似たことをやってしまいます。

今回ぶつかって、散華して
次への準備になるというものです。

繰り返しますが、可能性を上げるためには
人に先んじて、高校受験なら中1、中2段階で
態勢を作っておかないと、

これからあわてるんじゃ、ほぼムリ!


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