行々子が消えた

2007-10-30 10:24:16 | 塾あれこれ

三波春夫の『大利根無情』
♪利根の川風よしきりの  前も書きました?
好きな歌なのです。

オオヨシキリの声を知らないと歌の感じが
掴みづらいかもしれません。


JR五日市駅は人の乗降も多く、賑わいがあります。
10分歩くと静かにバードウォッチングできるところ
でもあります。やはり田舎か。

辺りは近世からずっと干拓や埋めたてがなされており
江戸時代からみると海が大分遠くになっています。

写真に見えるのが吉見堤防。
十数年前まではその先は海でした。
今は人が住みはじめています。
手前は潮溜(跡)でしたがこの夏埋められました。

元はドブ川のイメージでした。
それでも?それ故に?小さな自然が残っていました。

この写真の場所で十年前に私は狐!を見ましたヨ。
時々1mの幅もない水溜でカモが遊んでいることも。


写真の真中から右よりの位置、堤防下に大きな木が
ありました。

巣があったのかは知りません。
たまにそこでオオヨシキリが鳴いていました。

ビックリするような大声ですよね。
本当に仰仰しい。(=行々子)

目の前が人家です。
「こんなところでも頑張ってるんだ」


まあそんな木が切られたわけです。
写真はオオヨシキリの墓場。

いずれ公園になるか、家が建つか。
だれも知らなくなります。


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