なぜミシンが?

2013-05-26 16:17:09 | 塾あれこれ
今まで一度、気を失ったことは、もう書きましたっけ?

まだ歩くことが十分に出来ないころ
ヨチヨチ歩きくらいですかね、
今は無い尾道の家の階段に惹き付けられ
「みんな上がり降りするけれど、何だ?」
とばかりに階段を上がってみようとしました。

人が家にいないときでないと叱られるので
あるとき(人がいなくても)そっと。
歩くのさえ不安定ですから四つん這いです。

階段の途中であおむけになり落ちてしまいました。

それで失神。

気がつけばふとんに寝かされていましたね。
(こういうときは叱られません)

それから当分は階段に再挑戦はできませんでした。
急だし、段差も大きいし。

いまになって考えるにあのとき頭を打ってなければ
もう少しマトモな人間になっていたのではないか?


二階は八畳と十畳の二間、
子供には広くかつ陰気でした。

八畳が南向きで金光教の祭壇がふすまの向こうにあり
叔父が使う設計台も置いてありましたね。

それ以外に、足踏み式のミシンが一台。

祖母も母も使っているのを見たことがありません。

何か由来を聞いたことがあるかもしれないのですが
現在の私にはナゾのままです。

祖母は針箱に向かう姿の記憶がほとんどありません。
料理は得意でも裁縫は好きではなかったかもしれませんね。

母は料理には苦手意識があったようです。
(60を過ぎて料理学校へ通い始めました)
編み物などは好きで、よく毛糸玉造りなども手伝いを
させられた記憶があります。

ミシンも踏めた筈ですが二階のには触れていなかった様子。

何か物語がありそうですが、天国に聞きに行かないと
分かりません。

糸はセットされていなかったようですし
でも、誰かが動かしているうっすらとした記憶もあるし

・・・こんなことも「はて?」と思うのは私が最後
歴史は人と共に消えてゆきます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿