府中焼「おかめ」

2010-10-12 11:05:19 | 食べる
「おかめ?そりゃあもっと向こう」
人通りが少ない府中でやっと聞けた御兄さんが
おかめの場所を教えて下さいました。

JRの駅にマップでもあるかと思ってたのが失敗
おかめを探してしまいました。

でも少しでも府中弁を聞けてよかった。
尾道弁をさらにのんびり品良くした感じです。


人はそれほどいないのに、時間がかかると言われ
やんわりと断られたのかのとも思いましたが
わざわざ探していったのですから(そば肉玉)を
注文して所定の時間まで外で時間をつぶしました。

5分前に店に戻ると福山からくると云う常連の
ご夫婦が店のオバチャンときさくな会話をされて
います。
オバチャンの短い会話に「こだわり」が覗き
・・・うむ、美味いかも。

人が少ないのに待たされるのは持ち帰りの注文が
多いのと焼き時間が長いからと分かりました。

すごい勢いで多枚数をどんどん焼くと焼きあがりの
パリっと感がうすっぺらなものになるのです。
しっかり焼いてパリっとさせるのが重要!

広島風の一変形でしょうから、いわゆるお好みソース
の味一色になるともいえるのですが、おかめは
さすがに具の味がしっかりと分かります。

食感や温度、匂いを含めてやっぱり鉄板で食べる
のが美味い。
オバチャンが「皿にしますか」などと聞かないのが
つまり鉄板が当たり前という姿勢が古くからの味を
守っている証明ですね。

本当に旨かった。

店の様子やこまかな味や値段などの情報は
ネットで人さまの記事をご覧ください。
ヨイショの記事でなくてわりと正確なコメントが
載っています。
ファンの客も質が良いようですね。

私がなぜおかめに決めたか?
マヨネーズを使わないからです。

マヨネーズを使うお好みは味を胡麻化しています!

常連さんが多そうな理由のひとつでしょう。

おばちゃん、バンザイ。
良い仕事です!