テーマが大きいと身に余るからかもしれませんが、
つい全体の話から始め途中でダレてしまう
悪い癖があります。
本来は細かいところが肝心なのですが。
○
政府の経済政策に対し、具体策が見えないという
批判があります。
その是非はさておき、それと似たことが塾などの
モットーにも言えます。
「人を大切にします」
当たり前だろ、と突っ込みたくなりますが
それはその塾長のお考えですからぐっとガマンして
「で、どういう具体策があるのか?」
ここを抑えなくてはいけません。
場合によってはただのお題目になっているおそれも
ありそうです。
具体策らしきものがあるとしても、有効なことかどうか
検証しなくては、なりません。
毎日、塾の開始時に「ひとつ、ひとの世は・・」などと
唱和していたりしても役には立たないでしょうから。
学校の校長訓話、なども同様と言えば叱られますか?
ご本人は「確かに効果は上がっている」と数字を言われる
場合もあるでしょう。
でも因果関係が証明できるのかどうか。
教育とはやっかいなもので、目先その時に効果がある
だけでは全く不十分な証明にしかならないのです。
人間の人生が掛っているのですからちょこっと調査して
「このンヶ月で確かに伸びています」はどうでしょう。
○
分りやすくするために話を小さくしましょう。
計算能力をあげる、という看板が上がっているとします。
「本当ですか?」
「はい、私どもは○○方式を採用し、これは△大学の調査研究で
効果がこのようにあるという報告がなされている・・」
なるほど客観的な効果が見込めるでしょう。
ただ、それが7割の生徒の力を上げたとして、
残りの3割の人はどうなのでしょう。
別途、補習して終了でしょうかね。
こういう発想を否定しないと現代の教育は
閉塞状況から抜けられないと思うのです。
薬を飲むのではありませんから、何割か利いてよし
とはできません。
教育は全員に効果があることを考えねばなりません。
それを無視すれば、出来ない子が増えるのです。
進学塾ができる子ばかりを相手にする、のと何ら
違いがないことになりませんか?
○
具体策は効果の証明が難しい、という話をしようとして
またもやズレてしまいます。
スミマセン、また続けますね。
つい全体の話から始め途中でダレてしまう
悪い癖があります。
本来は細かいところが肝心なのですが。
○
政府の経済政策に対し、具体策が見えないという
批判があります。
その是非はさておき、それと似たことが塾などの
モットーにも言えます。
「人を大切にします」
当たり前だろ、と突っ込みたくなりますが
それはその塾長のお考えですからぐっとガマンして
「で、どういう具体策があるのか?」
ここを抑えなくてはいけません。
場合によってはただのお題目になっているおそれも
ありそうです。
具体策らしきものがあるとしても、有効なことかどうか
検証しなくては、なりません。
毎日、塾の開始時に「ひとつ、ひとの世は・・」などと
唱和していたりしても役には立たないでしょうから。
学校の校長訓話、なども同様と言えば叱られますか?
ご本人は「確かに効果は上がっている」と数字を言われる
場合もあるでしょう。
でも因果関係が証明できるのかどうか。
教育とはやっかいなもので、目先その時に効果がある
だけでは全く不十分な証明にしかならないのです。
人間の人生が掛っているのですからちょこっと調査して
「このンヶ月で確かに伸びています」はどうでしょう。
○
分りやすくするために話を小さくしましょう。
計算能力をあげる、という看板が上がっているとします。
「本当ですか?」
「はい、私どもは○○方式を採用し、これは△大学の調査研究で
効果がこのようにあるという報告がなされている・・」
なるほど客観的な効果が見込めるでしょう。
ただ、それが7割の生徒の力を上げたとして、
残りの3割の人はどうなのでしょう。
別途、補習して終了でしょうかね。
こういう発想を否定しないと現代の教育は
閉塞状況から抜けられないと思うのです。
薬を飲むのではありませんから、何割か利いてよし
とはできません。
教育は全員に効果があることを考えねばなりません。
それを無視すれば、出来ない子が増えるのです。
進学塾ができる子ばかりを相手にする、のと何ら
違いがないことになりませんか?
○
具体策は効果の証明が難しい、という話をしようとして
またもやズレてしまいます。
スミマセン、また続けますね。