新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

肌の匂い

2019年09月16日 18時05分17秒 | 写真と俳句

   コスモスや肌の匂ひのふと消ゆる   ひよどり 一平

  (こすもすやはだのにおいのふときゆる)

   ・・・・・・・・・・

 別れは突然やってくる。

 思ってもみない形でやってくる。

 ほんの二、三秒、そしてほんの二言、三言のことだ。

 まさに不条理なのだ。

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腕立て伏せ

2019年09月15日 07時30分59秒 | 写真と俳句

   腕立て伏せやっと一回草の花   ひよどり 一平

  (うでたてふせやっといっかいくさのはな)

   ・・・・・・・・・

 正直に言えば、腕立て伏せ一回もできませんでした。

 恐ろしいほどの老化です。

 愕然としました。

 今日は仲間の告別式。

 

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女遠し

2019年09月14日 15時30分38秒 | 写真と俳句

   身に入むや日暮れの道に女遠し   ひよどり 一平

  (みにしむやひぐれのみちにおんなとおし)

   ・・・・・・・・・・

 秋が深まってくると、日暮れが早い。

 すぐに追いつくはずだった女の姿に、なかなか追い付けない。

 追い付けないまま日が暮れてしまうのだろうか。

 

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痛み

2019年09月13日 06時40分46秒 | 写真と俳句

  この胸の深きに痛み曼珠沙華   ひよどり 一平

 (このむねのふかきにいたみまんじゅしゃげ)

  ・・・・・・・・・・・

 曼珠沙華が意味もなくこの色で咲いているはずがない。

 この花にはこの色で咲く理由があるはずなのだ。

 曼珠沙華を見るたびに、私はそんなことを考える。

 ほかに黄色や白の曼珠沙華を見るが、論外のような気がしている。

 それにしても、この胸の軽い痛みは何?

 

 

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微塵の光

2019年09月12日 06時00分16秒 | 写真と俳句

  芋の露割れて微塵のひかりかな   ひよどり 一平

 (いものつゆわれてみじんのひかりかな)

   ・・・・・・・・・

 この頃、なんとなく元気が出ない。気合が入らない。投げやりになっている。

 これといった原因が思い当たらない。ただ、なんとなくなのだ。

 暑さのため、極端に運動不足。それも原因の一つかもしれない。

 

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