昨夜帰宅して、朝青龍の引退を知りました。
あの不貞不貞しい男が、涙を拭いていました。
小沢幹事長の不起訴を知りました。
三人の元の秘書たちだけが、起訴されたとのことです。
哀れに思いますねえ。
突然、古い歌謡曲を思い出しました。
鶴田浩二の「傷だらけの人生」(作詞藤田まさと作曲吉田正)です。
昭和45年ごろに流行った歌でした。
男と女の惚れた晴れたがテーマです。
歌の前に、セリフが入っておりました。惚れ惚れしますねえ。
(古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真暗闇じゃござんせんか)
♪ 何から何まで 真暗闇よ すじの通らぬことばかり
右を向いても左を見ても ばかと阿呆のからみあい
どこに男の夢がある ♪
突如として、この曲を思い出してしまった次第です。
「男の夢」 を「日本の末」なんぞと唄っては、著作権の侵害になりますぞ。
写真? 放置自転車が倒れていたのです。
春寒の放置自転車倒れけり 鵯 一平
別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いてます。
ご覧いただけると嬉しいです。
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「聖職の碑」、観ていません。
鶴田浩二は戦争ものかヤクザものでした。
青春モノも観ていません。
私の印象では、後半の映画がよかったように思いました。
石原裕次郎ではダメですね。
私も同感です。
私はこの歌が大好きなのですが、唄えないのです。
やはりセリフをしっかり言えないといけませんね。
セリフ抜きでは、少し間が抜けるのです。
この歌を唄う世代とは思いませんでした。
もっとお若いのかと思っておりました。
「右を向いても左を見ても・・・」
今、そんな気分になって、世の中を見そうです。
繰り返しなのでしょうね。
道理が引っ込むような世の中を、後の世代には残したくありませんが、きっと、どんな時代になっても、道理が引っ込むことは多いでしょう。
諦めてはいけないと思います。
とは言っても、個人の力ではどうにもなりません。
原因があっての結果なのでしょうが、秘書たちは悲惨でした。
公判結果を見なければ分かりませんが、使い捨てにされたように見えて仕方がありません。
こんなはずではなかったと思っているでしょうね。
句をひねるのもご苦労かと。
彼は歌う時。
耳に手を当てて、声を確かめてましたね。
コーラスのレッスンでも、両手を耳の後ろに当てます。
映画「聖職の碑」の校長役が適役でした!
この歌のセリフ大好きです。 しかも、歌うのが鶴田浩二ですからいいですね。
石原裕次郎では、絶対にダメです。
この歌を歌えるのは、鶴田浩二だけ、セリフを言えるのも同様です。
私が一番好きなのは2番のセリフです。
「好いた惚れたは、もともと心が決めるもの…」
まさに「春寒」の今日この頃ですね。とくに今日は北風が強いです。
「傷だらけの人生」なつかしいですね。カラオケで、よく耳に手を当てて鶴田浩二を気取り、歌ったものです。右を向いても左を見ても・・・、なるほど、いつの世も同じことの繰り返しなのかもしれませんね。
私は、 無理が通れば道理が引っ込む を、
常に心においています。 イカン・・イカン・・
人間界は、目茶目茶な部分が多々ありますが・・
その中で一つでも筋を通したい・・・でも、まだまだ
筋は見えません・・・がんばらなくっては~~
彼らは皆自分の背負った荷物の重さに押しつぶされてしまいましたね。
最初は、夢と希望を持って彼らの世界に入っていったのではないかと思うのですが。
彼らが上へ上へと登って行くうちに、周りの環境が変わってしまったのでしょうか。
放置され、倒れた自転車は印象的です。
私も同じように、虚しい気分です。
私たちは、傍観していなければならないのでしょうか。
余りにもひどすぎます。
国会の論議を聞いていて、税金を払う気持ちが失せました。
確定申告に行きたくありません。
このような気分にしたには、鳩山総理です。
彼は国民の納税意欲を失わせました。
万死に値します!!
なぜか「むなしい」気持ちになります
何がどうなっているのでしょうか?
相撲にしかり
国会議員にしかり
そして国民にしても
それが国なのでしょうね
それが国民なのでしょうね
何もわかっていない
ひとりごと
「すじの通らぬことばかり」という節が頭に浮かびました。
その後は、鶴田浩二をキーとして、インターネットで調べたのです。
昔、この歌が好きでした。
「朝青龍 墓穴を掘って 倒れたり」
なるほど、立派な川柳ですね。
正直な話、ホトホト嫌になりました。
今日の衆院予算委員会を聞いていて、日本の国が嫌になったのです。
貧富の差は仕方がないとして、大臣たちの意識の低さにはウンザリです。
処方箋はなさそうですよ。
補聴器みたいなもの、あれがイヤーモニターというのですか。
騒音を聞かないためにツメモノをしていると思っていました。
なるほど、タイムラグをなくすための智慧だったとは、一つ利巧になりました。
俳句のモチーフは、「小沢不起訴」でした。
それがキッカケで「傷だらけの人生」を思い出し、自転車とつながりました。
「すじの通らぬことばかり」なのです。
十年一日の如く政治とカネに揺れる政界の姿を嘆きながら、歌いたくなります。
放置自転車の写真で、字余りの素人一句、朝青龍 墓穴を掘って 倒れたり
それに比べると朝青龍はましですね。
廃業よりも引退を選んだのでしょうけど…
今の歌手は自分専用のイヤーモ二ターを耳に入れていますね。
自分の声や周りの演奏にタイムラグが生じないように直接音を聴いているのです。
記事の内容と写真と句が相俟って、底冷えの悲しさを感じてしまいました。