花かぼちゃ齢は八十半ば過ぐ ひよどり 一平
(はなかぼちゃよわいははちじゅうなかばすぐ)
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「そうよ、昭和一桁(ひとけた)の生まれよ」と啖呵を切ってみても、だーれも驚いてはくれない。
この啖呵に多少の効き目があったのは、団塊の世代が現役で活躍中の頃まで。
「降る雪や明治は遠くなりにけり」が感動を呼ぶのは、「明治維新」や「文明開化」の偉業を知ればこそ。
私には偉業のカケラもない。戦中、戦後の混乱と復興に、身を晒しただけのこと。
この啖呵は、単に自分への応援歌。なんとかここまでやってきたのだから。
「そんじょそこらの青っ臭ぇ奴らたぁ、ハナっから鍛えが違わぁ!」
自分への「悲しき子守唄」なのだ。
でも、いつまで唄っていられるかな? 少し寂しくなった。
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朝から雨。しみじみととした気分の朝だ。
紫陽花や花菖蒲などのように、雨にこそ映える花もあるのだが、今日は休養日だ。
写真を撮り、
句や文章を添えてブログを更新する。
こういう作業をしていれば、
いつまでも元気で居られますね。
私の目標です。
カボチャの花・・・田舎の実家を思い出しました。
食べるものにも事欠きながら、温もりに囲まれていました。
「自己満足ブログ」をあと幾年続けていられるか。
自分に課したノルマのつもりです。