新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

昭和一桁の生まれよ!

2020年06月13日 06時11分13秒 | 写真と俳句

 花かぼちゃ齢は八十半ば過ぐ  ひよどり 一平

(はなかぼちゃよわいははちじゅうなかばすぐ)

   ・・・・・・・

 「そうよ、昭和一桁(ひとけた)の生まれよ」と啖呵を切ってみても、だーれも驚いてはくれない。

 この啖呵に多少の効き目があったのは、団塊の世代が現役で活躍中の頃まで。

 「降る雪や明治は遠くなりにけり」が感動を呼ぶのは、「明治維新」や「文明開化」の偉業を知ればこそ。

 私には偉業のカケラもない。戦中、戦後の混乱と復興に、身を晒しただけのこと。

  この啖呵は、単に自分への応援歌。なんとかここまでやってきたのだから。

「そんじょそこらの青っ臭ぇ奴らたぁ、ハナっから鍛えが違わぁ!」

 自分への「悲しき子守唄」なのだ。

 でも、いつまで唄っていられるかな? 少し寂しくなった。

    ・・・・・・・

 朝から雨。しみじみととした気分の朝だ。

 紫陽花や花菖蒲などのように、雨にこそ映える花もあるのだが、今日は休養日だ。

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2 コメント

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Unknown (太郎ママ)
2020-06-13 08:48:57
「花かぼちゃ齢は八十半ば過ぐ」

写真を撮り、
句や文章を添えてブログを更新する。
こういう作業をしていれば、
いつまでも元気で居られますね。
私の目標です。
カボチャの花・・・田舎の実家を思い出しました。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2020-06-13 11:05:15
南瓜の花は私を終戦直後の生活を思い起こします。
食べるものにも事欠きながら、温もりに囲まれていました。
「自己満足ブログ」をあと幾年続けていられるか。
自分に課したノルマのつもりです。
返信する

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