新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

吾亦紅

2023年09月11日 17時03分40秒 | 写真と俳句

  揺れ止めて何を思ふや吾亦紅   一平

 (ゆれとめてなにをおもうやわれもこう)

  ・・・・・・・

 花とも思えない吾亦紅に、私はとても魅かれている。

 団子のように見える花は、じつは多数の小さな花が集まった花序、いわば偽花なのだとか。

 そんな吾亦紅を、私は長い時間をかけて、じっと眺めていたい。

  ・・・・・・・

  然りながら許す気も無し吾亦紅    一平 

 (さりながらゆるすきもなしわれもこう)

  ・・・・・・・

 午前中に駅前の書店へ行った。

 目当ての本は無く、まったくの無駄足になってしまった。

 かなり蒸し暑い陽気だった。

 が、秋は確かな足取りでやって来た。

 私の不得意な季節が近づいて来ているのだ。

コメント (2)
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