新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

竹の秋

2021年03月15日 14時22分22秒 | 写真と俳句

   病み多き家系なりけり竹の秋       ひよどり 一平

  (がんおおきかけいなりけりたけのあき)

   ・・・・・・・

 以前と違ってこの頃は、「近い親族の方で、同じような病気の方はおられますか?」と聞かれたりする。

 医師によっては、「家族歴を記入して下さい」などと言ったりする。

 それだけ病気の発症と遺伝とは離せなくなってきたのだ。

 病気を家系の所為にしているのは可笑しいかもしれない。

 自覚して節制すれば、病を避けることだって出来たはず。

 責任転嫁をしているわが身に気付き、その性根の細さが厭になった。

   ・・・・・・・

 曇りガラスを通して感じる春の日は白く光っている。

 先ほどまでの風は収まったようだ。

 散歩に出なかったことが、今になって悔やまれる。

 

 

 

 

コメント (2)
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