新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

一月の女

2021年01月14日 17時50分33秒 | 写真と俳句

     一月の池を描きをり女ひとり    ひよどり 一平

    (いちがつのいけをかきをりおんなひとり)

     ・・・・・・・

 薄い冬の日差しが射していた。日差しはあったが、寒い日だった。

 池に向かって女性が一人、絵筆を運んでいた。見知りの人ではなく、周りには誰もいない。

 離れているので確認は出来ないが、池の鴨を描いているのだろうか。

「酔狂な人がいるものだな」と、つい見とれていた。見知りの顔ではなかった。

 

     

コメント (2)
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