毬栗に拒まれてながら撮りにけり ひよどり 一平
(いがぐりにこばまれながらとりにけり)
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散歩コースにある栗は、まだ毬から顔を覗かせていない。栗は毬に守られている。
季語の毬栗は、栗が毬の中から顔を見せた状況に違いない。承知で作った句だ。
あと幾日か後、光る栗の実が顔を見せる。
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狭い自室が、見事に乱れている。
書籍や筆記用具などが、散らかったまま。
片付けなければいけないな、と思ったとたんに体調が崩れた。崩れたと言っても、ただ気怠くなっただけ。
強調しても始まらないが、「片付けろ」という強迫観念が、体調不良の原因。
突破するには、書籍を片付け、ノートやペンを所定のところに置けばいいのだ。
ことは簡単。だが、なかなか出来ない。