不安というヤツ、なんとも得体の知れぬ奴なのだ。
認めたわけでもないのに、ずーっと身体のどこかに巣を作って生きている。
時にはとんでもない程に育ってみたり、時には消えたと誤解させるほど微かになる。
しかし、決して消えたりはしない。息を潜めているだけ。
ひょっとした折りに姿を見せる。
たとえば、・・・・・ まァ、数え上げるのはよしておこう。
とにかく、へんな奴なんだ。
病葉や胸の奥処にへんな奴 ひよどり 一平
不安というヤツ、なんとも得体の知れぬ奴なのだ。
認めたわけでもないのに、ずーっと身体のどこかに巣を作って生きている。
時にはとんでもない程に育ってみたり、時には消えたと誤解させるほど微かになる。
しかし、決して消えたりはしない。息を潜めているだけ。
ひょっとした折りに姿を見せる。
たとえば、・・・・・ まァ、数え上げるのはよしておこう。
とにかく、へんな奴なんだ。
病葉や胸の奥処にへんな奴 ひよどり 一平