新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

冬木の芽

2014年01月30日 14時59分37秒 | 写真俳句・エッセー

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  精いっぱいに張った枝だったが、落葉し尽くしたさまは、なんとも荒涼たるものだ。

  数枚の枯葉が残っていれば、むしろ侘びしさはなおさらのこと。

  しかしながら、よく見れば、頼りなげな枝先に、新しい息吹が感じられなくもない。

  まだまだ冬将軍は居座っている。それでも、生の営みは廻っているようだ。

  冬木の芽まだ雄ごころの失せもせず 一平

コメント (2)
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