新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

裸木の矜恃

2013年01月15日 09時13分00秒 | 写真俳句・エッセー

Simg_6134

 ここのところ、尖閣諸島に対する中国の動きは度を越している。

 しっかりした工程表に従って、一歩一歩を進めてきているに違いない。

 迎える日本は、いかなる対応策を考えているのだろうか。

 NHKの報じているところによれば、安倍首相はオバマ大統領との日米首脳会談において、「集団的自衛権の見直しを加速させる」と伝えるとか。

 本当だろうか?安倍首相は、そこまでハラを固めてのだろうか。

 自分を守るのは自分しかいない。

 しかし多くの日本人は、もともと「日本は攻められない」と思っている。

「平和憲法を掲げていれば、他国は日本を攻めて来ない」と、思い込んでいる人たちが多い。

「その上、日米安保条約があるのだから、他の国が攻めて来るはずがないではないか」

 まさに幼児のままだ。

「自分の国は自分で守る」のは、当然の権利だし義務でもあるはずだ。その気概があってこそ独立国なのだ。

「自分の国は自分で守る」という大原則に立った上で、「共に戦おう」という話にならなければおかしい。

「共に戦おう」が安保条約だ。

「共に戦おう」というのであれば、集団的自衛権の行使は当たり前。

  蒼天を突く裸木の矜恃かな  鵯 一平

  

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする