いつもありがとうございます。トッシーです。
今日は、「世界対がんデー」だそうです。がんになられる人も、本当に多いですからね。
それだからでしょうか、がんになった野球選手が、がんに感謝しているという話をテレビで放送していました。
その選手、施している治療は、順調だということのようでした。そしてがんになったお陰で、今まで普通だと思っていた生活が、実は有難いことだと気づかされた…ということでの感謝の思いだそうです。
素晴らしいですね。
まだ完治した訳ではない途中の段階で、このような思いを語られていることに、素晴らしい人だなぁ~と素直に思います。
話しは変わりますが、退院後、人に会う度にトッシーが語っていたことがあります。
それが、「病気は悪いことばかりではないのでいいけど、麻痺が残る病気にだけは絶対にならないでね」ということでした。
先ほどの選手をはじめ、多くの方たちが語っているように、病気になって初めて気が付くことも多く、確かに感謝もできるんですね。病気になって学ぶことがいろいろあるからです。それによって、それ以後の生き方が変わる人は、ほとんどかもしれません。
トッシーもそのことは勿論否定はしません。事実、多くのことを学ばせていただきました。
ただ、これは今のトッシーの人間的レベルに限って、と前置きして言わせていただければ、生活が大きく変わってしまうような麻痺が残った場合には、それでいて尚その病に感謝することは正直かなり難しく、トッシーには残念ながらできません。
ですから、昨日のブログでも書いたように、発症したその日以降に限って言えば、特にトッシーなんかめちゃめちゃ感謝です。トッシーの脳出血の状態を知れば知るほど、今の回復ぶりは、やっぱり奇跡かもしれません。
初期の体の状態はあまり記憶がありませんが、masaがトッシーを見て覚悟したのは、良くて車椅子、右手は吊ったまま・・・だったようです。masaも本当に辛かったと思います。
かすかに覚えているのは、右手が全く動かない事実を知ったトッシーが吐き捨てるような大声で発した、「クソー、何で手が動かんのや!」という言葉です。「クソー!」というこの言葉と吐き捨てるような言い方、日常生活ではまず記憶がありません。それぐらい、大きな衝撃に似た、初めてのことで頭が混乱した、そして怒りにも似た感情が現れたんだろうと思います。
症状が落ち着いた今言えることは、当初想像した以上に、辛い身体の動きだと思います。そして、生活がいろいろ大変だということです。実際になってみないと分からないというか、理解できないことだったと言ってもいいかもしれませんね。ですから、脳出血そのものには、正直とても感謝などできないですね。少なくとも、今は・・・。
でも、発症前のことに意識を向けなければ、本当に大感謝です。とにかく、生かされた上にドンドン良くなってきたんですから。遅いだけで殆どのことは自分でできるんですから。
これを感謝と思わない人は、多分、いないでしょうね。
毎日が、「感謝」の上積み。
トッシーも、早く病気に感謝できるようになりたいで~す。
いつもありがとうございま~す。トッシーで~す。
追伸で~す。
トッシーよりも大変な人のことを思うと、勝手なことばかり書いてとお叱りを受けるかもしれません。トッシーなんて、ホント、軽い麻痺だと言われていますので・・・。
今はこんなことを書いていますが、また次回には、全く違う思いを書いてるかもしれません。まだまだ心は動いてるんです・・・。
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