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ついてるついてる ハッピーライフ! ~どんな時も笑顔といっしょ~

ハッピー介護トッシーのブログ。Webは「ハッピー介護みいつけた!」 https://happykaigo.jp/

いい息をしよう(後半) 

2017年04月29日 | 本っていいな!

トッシーです。いつもありがとうございます。

「笑顔でいるための心と体の12ヶ条」その7、後半です。

 

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第7条 いい息をしよう

 

 呼吸をすると首にある呼吸中枢が刺激され、それが近くにある自律神経に伝わります。自律神経には、交感神経と副交感神経の二系統があり、吸う時は交感神経が興奮し、吐く時は副交感神経が興奮します。

 自律神経は心臓や胃といった内臓の働きを人の意志とは無関係に調整しています。交感神経が強く働けば、心臓の鼓動は早くなり、血圧は上昇し、消化器の働きは抑制されます。副交感神経が強く働けば、反応は逆になって血圧も下がってきます。起きている時は交感神経が優位に働き、寝ている時は副交感神経が中心に働いています。

 いろいろな呼吸法を体験してみましたが、それぞれに共通している点は、吐く息に重点が置かれていることです。その理由は、副交感神経を刺激し、寝ている時のようにリラックスしようというのが狙いなのではないでしょうか。吐く息を長くすると、リラックス効果が増すことは科学的に証明されています。

 ストレスの多い生活では、交感神経が興奮することが多いので、逆に副交感神経を刺激することによって、心と体のバランスがとりやすくなるというわけです。どんなに頭にきてもフーッと息を吐くだけで怒りは静まります。呼吸の働きは偉大なものです。心と体をリラックスさせる呼吸法を紹介しましょう。

 

①まず肩の力を抜き、リラックスして座る。

②背筋を伸ばし、正しい姿勢を意識しながら、軽く目を閉じて大きくゆっくりと深呼吸をする。

③ゆっくりと5つ数えながら鼻から息を吸って、軽く止め、さらに10数えながら口から吐く。

④手のひらでお腹の動きを感じてみる。腹式呼吸になっていますか。 

⑤おへその下(丹田)に気を込めて、さらにゆっくりと呼吸を繰り返す。

⑥以上を3分間実行する。 

 

 呼吸は生きることすべての基本です。呼吸をうまく行うことで、人間の自然治癒力を高めることもできるのです。そのポイントは、吐く息をゆっくりと長くです。

 人間は、1分間に約15~17回呼吸を繰り返しています。15回を基準にすると、1時間に900回、1日に2万1600回、1年で788万4000回となります。それでは一生でどれほどの呼吸を繰り返すのでしょうか。気が遠くなるほどの呼吸の回数です。

 呼吸の数と壽命は関係があります。鶴は千年、亀は万年といわれるぐらい、長寿の動物は呼吸が長いそうです。緊張すると誰でも呼吸は早くなります。長生きとは、長い息なのです。健康づくりはゆっくりと長く吐く息が基本です。

 

            笑顔アメニティ研究所 門川 義彦著「笑顔のチカラ」より

 

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ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーです。

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いい息をしよう (前半)

2017年04月28日 | 本っていいな!

トッシーです。いつもありがとうございます。

「笑顔でいるための心と行動12ヶ条」、その7、前半です。

 

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第7条 いい息をしよう

 

 呼吸について興味を持ったのは、スキューバダイビングを覚え始めた時でした。海の素晴らしさも魚が教えてくれました。海中では私も仲間に見えるらしく、魚が手が触れるくらい近くに寄ってきます。そんな竜宮城で命がけで学んだのが呼吸です。焦ると息を吸って、海水を同時に飲んでしまうからです。おかげで天国と地獄を同時に味わいました。

 息を吸いながら笑ってみましょう。苦しくて笑いにならないはずです。笑いは、吐き出す息が強調された腹式呼吸なのです。赤ちゃんは、自然な腹式呼吸をしています。大笑いするとお腹が痛くなりますが、これは最も強烈な腹式呼吸であり、同時に笑うと全身から力が抜けてリラックスもできます。腹式呼吸は健康の基本と言えるでしょう。反対にストレス時は吸う息が強調され、体は緊張します。まさに呼吸は感情の鏡ではないでしょうか。

 だから心が乱れている時は、まず呼吸に表れます。アメリカの心理学者、エルマ・ゲイツ博士は人間の息を調査し、息のエキスの沈殿物は、人間の感情によってその内容が変化することを発表しています。

 健康な心と体の人の息は無色です。怒っている時は栗色で、悲しんだり苦しんだりしている時は、淡紅色になるそうです。怒った時の栗色の沈殿物を水に溶かしたものは有毒となり、それをマウスに注射したところ、ほんの数分で死んでしまったといいます。

 血液の色にも同じようなことがいえます。怒ると黒褐色で渋くなり、悲しむと茶褐色で苦くなり、恐れると紫色で酸っぱくなるといいます。自らの息に冒されないためにも、常に笑顔でいい息をしたいものです。

 

         笑顔アメニティ研究所 門川 義彦著「笑顔のチカラ」より

 

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人の息も血液も、その人の感情によって変化する

 

この話を初めて知ったのは、もう10何年も前のこと。

だだ、残念なことに、その時「へぇ~、そうなんだ。凄い話!」と思って、何回かそのことについて話したり資料に書いたりしたことはありましたが、だからと言って、その後、自分自身がそういうことを意識して言葉を選んで話したり思ったりしたということが、残念ですけどあまりなかったように思います。

だからダメなんですよね~。知ってるだけ、聞いてるだけではダメなんですよね~。もっともっとこういうことにも気をつけていたら、脳出血にもならなかったかもしれません。

いづれにしても長い間の生活習慣から起きる病気なので、これからは気をつけたいですね。

 

で、今回、またこのことを書いたことによって、日頃口にしている言葉が周りの人に対しては勿論のこと、自分自身の精神面や肉体面に対してもとても大きな影響を与えていることを改めて意識することができました。

これからは、ドンドン健康になり、ドンドン元気が出て笑顔になれる言葉を使いたいですね。 

人の息も血液も、笑顔があればいつでもクリーン!

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

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1日5回は笑顔をつくろう

2017年04月27日 | 本っていいな!

トッシーです。いつもありがとうございます。

「笑顔でいるための心と行動12ヶ条」、その6です。

 

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1日5回は笑顔をつくろう

 

「プラス意識」「ポジティブな発想」などという言葉はよく聞かれますが、問題は思ったことが行動できるかどうかにあります。頭の中でいろいろ思いめぐらせていても、行動がともなわなければ何も生まれません。

 人間関係において笑顔はさまざまな効果を持つのだから、大切なのは、笑顔をつくろうという行動です。行動が変われば習慣が変わります。習慣が変われば人生も変わってきます。小さな行動が、いづれは運命をも変えていくかもしれません。だから、私は「黙って口元を上げなさい」と言いたいのです。

 笑顔アメニティ研究所では、様々な場所で笑顔をつくるためのトレーニングを行っていますが、そのトレーニングの場では素晴らしい笑顔が出来ても、一歩外へ出ると、行動が継続しない人が多いものです。笑顔を習慣にするためには、やろうとする意志に加えて、継続するための工夫や仕掛けも必要でしょう。

 例えば、お気に入りの笑顔の写真を持ち歩いたり、男性も小さな鏡を持ち歩いて自分の顔の表情を気付きやすくします。経営者であれば、会社に笑顔の日を設定したり、笑顔コンテストを行ったりすることもできるのではないでしょうか。

 笑顔は本来、習慣やクセとすべきなのです。最初は不自然でも、意識的に繰り返して笑顔をつくっているうちに、いつかは必ず無意識にでも笑顔が出るようになっていくものです。それには、1日5回は笑顔をつくることです。これは、最初の3日間がポイントとなります。

 一生のうちで、たったの3日間です。3日続けば1週間続けることができます。1週間続けば笑顔はクセになってくるものです。

         

        門川 義彦著「笑顔のチカラ」より

 

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この文章を書き終わって、ちょっと待てよ、って思いました。今日のタイトルは、「1日5回は笑顔になろう」「1日5回笑顔をつくろう」の、どっちだったかな?って・・・。

改めて見たら、「1日5回は笑顔をつくろう」でした。

うかあ~、笑顔ってつくるものなんだあ~! そう思ったら、正直、とても新鮮でした。(笑)

 

笑いヨガは、面白くなくても先ず笑う、体操として笑う、つまり、作り笑いなんですね。勿論、本当に可笑しくなって笑えれば尚良し・・・。ということで、作り笑いという言葉には慣れていましたが、「作り笑顔」という言葉には慣れてなくて新鮮に感じたんでしょう。

実は昨日、友人が家に来られましたが、そんな時って、やっぱり笑顔。笑顔になっちゃうんですよね。特にトッシーの場合、退院したとはいえ自分では車に乗れないのでほとんど家にいてばかり。今まで活動していたこともできなくなったため、やっぱり笑顔は減っちゃいました。

人間、突然目標がなくなると、やっぱり寂しいんですね。笑顔も減るんですね・・・。

そんな時に友が来ていろいろ話し合えば、やっぱり笑顔になりますよ。あえて作らなくても笑顔になっちゃいますよ。やっぱり・・・。

だから、笑顔になるには、積極的に人と会って話しをすることもとっても有効なんですよね~。

 

人と会うことの喜び、良さ、大切さを、改めて感じている今日この頃です。

笑顔を忘れるな! 頑張れトッシー!

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

 

追伸で~す。

このブログ、昨夜9時に更新できてる予定でしたが、セットを間違えていたようです。日付けに関係する個所を訂正し、今朝更新させていただきました。

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子供のような好奇心を持とう!

2017年04月25日 | 本っていいな!

トッシーです。いつもありがとうございます。

「笑顔でいるための心と行動12ヶ条」その第5条です。

 

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子供のような好奇心を持とう

 

 大人にとって自分の自然な感情を人に伝えることは、思っているほど簡単ではありません。感性は年齢とともに小さくなり、反対に大きくなるのはどうも感情を抑制する力のようです。話はうまくなっても、言っていることとやっていることが食い違い、口は軽いがお尻は重くなります。

 わかっていないのにわかったふりをしたり、聞いているつもりでも人の話をちゃんと聞けません。本来、話し上手より聞き上手でいることのほうが重要なのです。聞き上手とは、目で聞き、耳で聞き、心で聞くことです。

 どこかに思い当たるフシのある人、最近の自分はなんだか歪んでいるのではないだろうかと気になる人に、私はこの1冊をおすすめします。ミヒャエル・エンデの「モモ」(大島かおり訳/岩波書店)です。あらすじは次のようなものです。  

 

・・・・・・ある朝、「時間どろぼう」が街にやってきた。知らないうちに、人々は時間に追われるようになっていく。人々の顔から笑顔が消え、平和な街が慌ただしい街へと変貌していく。その時間どろぼうに、一人の少女「モモ」が戦いを挑む・・・・・・ 

 

 モモに話しを聞いてもらうだけで、なぜか元気になってしまうのです。エンデの作品は、大人も子供の頃のファンタジーの世界へと導いてくれます。疲れた心の持ち主に、もう一度立ち止まって深呼吸することの大切さを教えてくれるのです。忙しいからこそ、ほんの小さな心づかいが、人の心をなごませるのだと思います。私自身も「モモ」のように生きたいものです。

 

            門川 義彦著「笑顔のチカラ」より

 

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もうずっとずっと昔の話です。

初めて潮干狩りに行った時のこと。あまり乗り気でなかったトッシーが、子供の様に一番はしゃいで楽しんでいたことを思い出します。

初めて「鯉のあらい」を食べに行った時もそう。鯉が生きていると聞いていたので「かわいそう。そんなもの食べれない」と、これもあまり乗り気でなかったのですが、いざ食べてみたら美味しくて一番大喜びしたのがトッシー。(笑)

決して子供の頃の話しではありませんが、まるで子供みたいにはしゃいで大喜びしたことを思い出します。乗り気でないけど付いて行ったのは、やはり好奇心というものでしょうか。

 

今日、AKB-Gのメンバーが、愛知県の海へ潮干狩りに行きました。トッシーは行けないので、お店で買って来て・・・と、貝を頼みました。ところが4人中2人が全く採れなかったとか。こんなことは聞いたこともなく初めてのこと。お店で買って来て・・・と頼んでおいて良かったなぁ~と思いましたねぇ~。

で、食べ終わって9時過ぎ、貝を頼んだ友人からラインが入り、貝に毒があるようで食べない方がいいとNHKのニュースでやっていたとの知らせが。その友人も、勿論、我が家でももう食べた後で、今更言われても、ねぇ~。(笑)

採れないは毒があるはで、正に踏んだり蹴ったりの潮干狩りだったようです。(笑)

 

毎年出かける大人だけの潮干狩り。いくつになっても無くならない子供心が感じられ、いいなぁ~と思いましたねぇ~。

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

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小さな「よかった」を探そう

2017年04月24日 | 本っていいな!

トッシーです。いつもありがとうございます。

今日は、「笑顔でいるための心と行動12ヶ条」その4です。

 

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小さな「よかった」を探そう

 

 疲れていると周囲ばかりが幸福に見え、自分だけが不幸を背負っているように感じることはないでしょうか。今、人々は物の豊かさと引き換えに、心の寂しさを味わっています。何が悲しいことなのか、あるいは何が本気で怒るべきことなのか、生き生きとした自然な感情が少なくなってしまいました。幸せがいっぱいありすぎて、見えないのです。派手な色もたくさんありすぎると目立たなくなるのと同じことです。

 書店に行けば、幸せづくりのマニュアル本が溢れています。しかし、それを読んだ人は幸せになれたでしょうか。

 そもそも幸福とは、「いくら以上の財産を持っていればあなたは幸福です」といったような絶対的な価値観ではありません。個人的な意識の流れによって左右される、きわめて相対的な価値観であると私は考えています。だからこそ、幸福かどうかを感じるためには、小さな出来事に着目する必要があるのではないでしょうか。

 私の体験のひとつを紹介しましょう。

 ある年の11月、北海道の千歳でその年の初雪を体験しました。何となくうれしくて、ホテルから講演会場まで歩くことにしたのですが、すぐに後悔することになってしまいました。雪道に革靴は、滑りやすくて歩きにくく、挙げ句に転んでしまったのです。それ自体はちょっぴり不幸な体験ではありました。

 地元の人は歩く速さが全然違います。急ぐとまた転んでしまいそうなので、私はゆっくり歩くことにしました。

 その時、ふと街路樹に目が止まったのです。枝にかかった白い雪の中に真っ赤な実が輝き、思わず「きれいだなあ」と小さな感動が湧いてきました。ゆっくり歩いていたから、それに気が付くことができたのです。

 後にそれは「ななかまどの木」だと分かりました。余りにも個人的で小さな感動でしたが、それを人に話し。日記にもメモしました。小さな「よかった」ことほど忘れてしまうからです。

 次の年の6月に、同じ場所で同じ「ななかまどの木」に再会すると、その木は少し大人になっていたようにも感じられました。葉をたくさん付け、真っ白い花が咲いていました。ふと心がなごみました。会えて「よかった」と思ったものです。

 だからどうなのだと言ってしまえばそれまでですが、どんなに小さくても「よかった」と感じることができれば、それは立派な幸福ではないでしょうか。「ななかまどの木」に再会した時、私は幸福を感じたのです。

 自分が幸せでないと思っている人は、もしかすると無意識のうちに、大きな「よかった」ばかりを探しているのかもしれません。小さな「よかった」は周囲にたくさんあるものです。小さいことを大きく喜ぶことで、幸福はどんどん身近になってきます。

「おいしかった」「うれしいな」「ありがとう」など、「よかった」につながる小さな事柄を数多く見つけることが、幸福でいるためのポイントといえるでしょう。そして、小さなことも、積もり積もれば大きくなるのです。

 

                   門川 義彦著「笑顔のチカラ」より

 

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以前、笑いヨガで高齢者施設へ行っていた頃、「最近、良かったこと、幸せに思ったことは何ですか?」と訊くことがあるのですが、そんな時、「何もない」と答える人が結構多いことに驚きました。でも、例えば・・・といって、「朝、目が覚めて幸せ。息が出来て幸せ、ご飯が食べれて幸せ・・・」などと話すと、多くの人が、「あ~、確かにそうだね」と仰るんです。そして、笑顔に・・・。

私たちの中には、良かったことや幸せなことと言えるのは、何か特別なもの、もっと大きなものじゃないと・・・と思っている人が多いかもしれません。小さなことでは「幸せ」とか「よかった」とは言えないんじゃないかと思い違いされてるんですね。その間違いに気が付いて、当たり前だと思っていることが、実は幸せなこと感謝すべきことなんだと思えれば、毎日がもっともっとハッピーになれて、もっともっと笑顔になれるんじゃないでしょうか? 

 

1日に1回の幸せで、1日に1回の笑顔。

1日に100回の幸せなら、1日に100回の笑顔。

いつでも幸せなら、いつでも笑顔。

                小林正観さん大好きのトッシー (笑)

ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。

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