雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

直指庵

2007年11月13日 | 京都散策
    

大覚寺から北へ500mほど
こんな所車が入っても大丈夫かな
というほど狭くて行き止まりのような道を進むと
その先には...

直指庵があります

孟宗竹に囲まれた境内
浄土宗の寺院です

正保3年というから江戸時代初期
隠元禅師の高弟の性円がここに草庵を結びます
寺号はなく、直指人心の禅の教えから直指庵とだけ名付けました

    

その後荒廃
幕末になって津崎村岡局という近衛家の女性が浄土宗の寺として再建

    

今日、女性の駆け込み寺的存在として知られています


あるブロガーさんの直指庵の写真を拝見し、是非とも訪れたいと考えていた場所です
念願かなって訪れることができました
庵内は先客もおらずひっそりとしています

        

庵は明治32年に再建された建物

    

いよいよファーストインプレッションです
このブログで紹介した数々の京都の寺院
初めて訪れた寺院を記事にするのはこれが初

庵はちょっと近代の香が漂う造りでした

        

蹲踞にはどれも趣向が凝らしてありました
この何気ない粋な計らい

    

とても感心してしまいます

ここは毛氈は赤ではなく、何故か青色
夏の季節にはイイ感じですが、秋もこうなのかな

        

庵は庭よりも高い位置にあります
いつもの額縁風撮影

    

木々の幹ではなく、枝から上が撮影出来たので少し違った印象の撮影になりました
左右に垂れた簾がいい被写体となったので思わず沢山撮影してしまいました

    

庵から出て、境内も撮影

    

初めて訪れたのであまり勝手がわからなかったのですが、第一印象を重視しての撮影をしました

    



この先には何があるのだろう?

        

石段を登ってみると

        

小さなお堂がありました


初めての寺院
ちゃんとしたコメントは次回訪れた時にします
コメント (6)
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