雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

平野神社

2007年11月03日 | 京都散策
桓武天皇が平安遷都にともない、大和国の神を勧請したのが平野神社
今木神・久度神・古開神を遷座・勧請

「文徳天皇実録」の記述によると、平野神社のことを「平野神宮」と記述しています

    

普段は閑散としていて、訪れる人も少ない神社
雪だるまが訪れた時も他に参拝客はいませんでした

御鎮座祈年祭の後に訪れたので境内には提灯がまだ残っています

    

ここは桜で有名
京都の中でも一番くらいに開花するのでよくテレビにも登場する神社

    

神門の脇にコスモスの花がひっそりと咲いていました

    

神門の先には拝殿
拝殿内には寛文年間に海北友雪が描いたと云われている三十六歌仙の絵が掲げられていますので、お見逃しなく

    

    


社殿は江戸時代寛永年間の造営
一間社春日造の社殿が4つ並んでいる構造
2殿づつを合いの間で連結
とっても独特の様式
この造りを「比翼春日造」とも、社名より「平野造」とも呼んでいるそうです

    

先に書いたこの神社の生い立ち
大和国の神を勧請して建立されたのですが、勧請した神は全部で4柱
今木神
久度神
古開神
比売神
でしたので四つ
だから社殿が四つ並んでいるのですね



平野神社、堪能させて頂きました

        
コメント
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