雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

南禅院

2007年11月09日 | 京都散策
臨済宗南禅寺派大本山・南禅寺の塔頭
南禅院は、離宮禅林寺殿の「上の宮」の遺跡
亀山上皇の離宮時代の名残

    

このブログに登場するのも三回目
結構お気に入りの塔頭です

訪れる人が多い南禅寺にあってそれでもひっそりと佇んでいる寺院
方丈を訪れる人は多いですが、何故かここは少ない
雪だるまは世間と逆のようで、方丈を訪れるのは三回に一回くらい

枯山水庭園が嫌いな訳じゃあないのですが、やっぱり木々と水があった方が好きです

    



桂昌院らの寄進で再興された庭園
無窓国師の作庭
京都で唯一残っている鎌倉時代の作庭庭園

    

暫く庭園を拝観していましたが、後から訪れる方々もなし

曹源池の前には今年もススキの姿が

    

東山を借景とした庭園
いつ眺めても心が落ち着きます

雨は時折激しく降り、諸行無常という言葉を思い出させてくれました
「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂」

    

般若経の境地です

    

最後に庭園を一周して南禅院とお別れしました

        
コメント (4)
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