行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

ツバキに思う

2020-02-24 16:35:16 | 日記
 実家からもらったツバキが毎年花を咲かせている。
昭和43年神奈川県川崎に勤務していたころ、同僚と春休み伊豆大島を訪れ、都はるみさんの「あんこ椿は恋の花」♪を懐かしく思い出す。三日おくれの便りをのせて 船が行く行く波浮港
いくら好きでもあなたは遠い 波の彼方へ云ったきり・・・
 きへんに春と書く「椿」は、春を代表する花で、青森を北限として各地に自生するとある。花が咲き終わると花弁がそのままの形で落ちるので、首が落ちる様子と似ていると言って嫌う人もいるとか。
 拙宅の椿は斑入りで単色の白・赤が1~2輪咲くことがあり、今年がその状態なっている(写真)
もともとは山野に自生するヤブツバキから改良されたものであろうから、元の遺伝子がよみがえるのかもしれない。
 人間の社会では、違ったものが生じるといじめたり、ハネにしたりしがちだが、何人も色の違う花には慈しみを感じるように、決して同じであることが絶対ではない。互いに認め合うことをしていかないと争いがおこり、憎しみにつながることになる。