行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

KOI PLACE

2020-02-22 15:28:07 | 日記
 新己斐橋の西詰に昭和39年(1964)広電会館が開店した。広電興産がデパート形式のショッピングセンターとしてスタートさせた。己斐地区の新しい商業拠点としての基礎ができた。地上5階、地下1階で広電興産直売売り場は、地下1階と地上2階の1,400平米、残りの部分は市内の小売店・問屋等に貸して、総工費3億1千万円の大型投資だったようだ。広電興産の直営部分はセルフサービス方式、大資本によるスーパーマーケット経営だった。
 本業の広島電鉄は、市内線と宮島線が1962年直通運転を開始し益々郊外からの通勤・通学者や買い物に便利になっていった。1960年に荒手(草津南)へ移転するまでは、己斐に宮島線車両の車庫があった。
 一方広電会館の方は半世紀55年が過ぎて老朽化し平成の最後をもって解体、更地になり、跡地にKOI PLACEが本日オープンした(写真)。
 将来アストラムラインが己斐まで延伸された暁には、この跡地も再び商業用地として再構築される見通しのようだ。